◆開式の辞 岡山政経塾塾長 中島 博
皆さんこんにちは。
本日は岡山政経塾の第3期生の入塾式ということで、多種多才なる人たちが集まって開催されるわけでございます。
岡山政経塾につきましては皆様よくご存知のとおりでございまして、いろんな経験を持った方たちが、新しい気持ちで入塾されるわけでございます。
私どもが皆様方に期待するのは、人間力を養っていただきたいということでございます。人間力とは何ぞやということは、それぞれこれからの過程で皆様方が体験して学問なさることでございます。
それと同時にバランス感覚を持っていただきたい、ということが私どもの願いでございます。今、日本ではバランス感覚のない若者が非常に多いわけでございますので、いろんなバランス感覚を持っていただいて、これから社会に対して飛躍をしていただければと思っております。
特に、皆様社会に出られている方がほとんどでございますが、今の社会に対しての思いがいろいろとあると思います。私どもの年代になりますと、過去の教育につきまして、いろいろと問題があるなという感じがしております。
お手元に「倫理」という本が配付されていると思いますけれども、これは福武幹事のほうから問題提起されていただいたものでございます。
戦前には倫理学という学問がありました。おもに教育に関する学問を研究なさる人は、倫理学と論理学というものを修めておりました。特に、高等師範や文理大での教育の基本は倫理学・論理学だったわけでございます。それは人間のあるべき姿をいかにして構築するかという学問のベースになっておるわけでございます。
残念ながら、戦後は倫理学がなくなり、日本の道徳教育過程というものがなくなってしまったわけでございます。そして個人の自由、民主主義という問題についても、はき違いが起きてしまったわけでございます。いわゆる正しい民主主義社会における人間生活のあり方というものを、一方的な考えで自己中心型の民主主義を構築してしまったというのが現代であろうと思っておるわけでございます。 民主主義国家には、人間が共同生活をするうえで当然守らなくてはならない論理、倫理というものがございまして、それぞれお互いの思いを共通に分かち合ってやっていかなくてはならないと思っておるわけでおります。そういうことが、これからの学生や社会人に求められる姿であろうと思っておるわけでございます。
ところで、実は岡山大学も大きく変わり、特殊法人化されましたわけでございます。昨日も、東大の総長特別補佐の石川さんという教授がいらっしゃいました。その方は地方をまわりながら、東大として地方でどのようなことをやっていくかということで、いろいろと普及・啓蒙されているわけであります。特種法人化になりますと自由でございますから、学問の則、地域という則を越えておるわけであります。
岡山に東大の看板を置きたい、東京大学の工学系大学院の看板を岡山にもつけたいとおっしゃっているわけです。そうなると岡山大学の方ではどうなるかといいますと、非常に大きなインパクトになるわけです。自由化されたわけでございますから、逆に岡山大学も東京に行って活動してもいいということでありますが遅れておりまして、東大の方が先に持ってこられたわけでございます。目的は地方の企業・地方の優秀な学生との接触でありまして、いろんな情報を東京でミックスしていろんな学問をしたいということを言われておりました。これからは、大学といえども則を越えた社会になってきたなと痛感しておるわけでございます。
政治の世界では、今日は逢沢一郎先生も急きょアンマンの方へ行かれ、イラクの人質の問題で情報収集を行うというわけであります。大変なときにお行きになられたわけでございますが、無事折衝がうまくいき、帰ってこられることを期待するわけでございます。
日本も国際化ということでいろんな問題があるわけでございます。日本だけで勝手に行動してはいけないというのは、地球の倫理というものがあるからで、それぞれの国がそれぞれの国の思いで生活をしようとするならば、世界中の思いを理解しながらやっていかなくちゃならん、そういう思いでこのイラクの問題を解決していかなくてはならないなと思っておるわけでございます。
これから1年間、皆様方がいろんな面で教育にも参画していただきまして、立派な社会人になっていただきたいと乞い願うわけでございます。
どうぞがんばっていただきたいと思います。
◆幹事挨拶 福武 總一郎
第三期の入塾されました皆さん、どうもおめでとうございます。皆さん方とは何度か顔を合わせて、塾の目的というのはもう十分ご理解いただけていると思います。
大変世の中が大きく変化していくなか、この時代を変えていくのは地域からであり、そして地域に根ざす人から、そしてその人を育てていかねば地域は変わらない。そういういった目的でこの政経塾は設立されました。
先ほど、中島塾長からもお話がありましたように、当塾の幹事・逢沢代議士が今、アンマンに行って今回の対策本部を設立されておりますが、まさに我が国のあり方、あるいは国際社会の中における意志決定の仕方において、今までとは違う判断を求められている。一方、地域においても個性と活力ある地域をどのように作っていくか、これは財政が大変厳しい中、今までとは違うアプローチ、視点といったものを求められているのだろうと思います。
そのような中、皆様方は政経塾のこの理念に共鳴され、自らの意志で入塾されたという点について心から敬意を表すると同時に、1年間という短い時間ではありますが、十分なる成果を期待するものであります。
当塾はご案内のように自学自習の場ということを要望しており、まさに皆さんの主体的な努力、あるいは学習、そういったものが問われるわけで、その自学自習の効果というものが、志を同じくする人たちの集まりの中で大きく貢献をし、寄与してくれるものであろうと思います。
それぞれにテーマを持ってこれから1年間勉強していただくわけですが、塾の理念に共鳴をしているという点で、お互いの学びあい、気付きあいというものが大変意義あるものだろうと思っています。
大きな変動をしていく時代のなか、地域から、そして地域を支えていく人づくり、という話をしましたが、そういった意味でこの度「倫理」というテキストを使っていただいて、勉強してもらおうと思いました。このような変化をする時代だからこそ、本質的なるもの、手段と目的というものを違えることなく、何が大事なのか、突き詰めていけば、我々人間とはこの時代に何をしたらいいのか、何のために存在しているのか、また日本人としてどのような志、理念というものを持つ必要があるかどうか、そしてそのことは世界に通用する概念なのかということも今、問われているのだろうと思います。
そのような意味で、人間力というお言葉がございましたが、多分今まであまり経験していない、いろいろな先生方のお話が聞け、それがまた、皆様方のこれからの人生の考え方のベースを作っていく一助になるのではないかと思います。
大きなこと、長期なことに臨めば臨むほどベースとなるものをしっかりと固めておく必要があるのではないか。志が大きければ大きいほど、自分自身というものを固めておく必要がある、このような気持ちでテキストをお配りさせていただいたわけです。ぜひとも参考にしていただければと思っています。
何はともあれ、岡山から日本を変え、そして岡山から世界を変えていく。とてつもない考えのようですが、私は常に世界というものを頭に入れながら、皆さん方の行動が常に通用するかどうか。以前、木村尚三郎さんの話を聞いたことがありますが、ローカルなものの中にこそグローバルなものがあるということをおっしゃっていた。まさに地方の生き方そのものが、世界の地方の人たちにも通用するものだと思います。そのような意味で、地域に根ざしていることに自信と誇りを持って、日本全体を、世界を見る、そしてその考え方が日本全体、世界に通用するかどうかを常に自問しながらこの1年間を過ごしていただき、次なる皆様方が秘めている行動に生かしていただければと思います。
本日は、我が岡山政経塾の幹事である逢沢代議士がアンマンに行かれているという意味でも、劇的な日であろうと思うわけです。本日の入塾式が思い出となる、そして初心を思い出すきっかけになるべく、皆様方も精進をしていただきたいと思います。
皆様方のこれからの1年間の活躍を、学びを心から期待して挨拶に変えさせていただきます。
◆塾生決意表明
岡山政経塾3期生 秋山 裕一
皆さんこんにちは、三期生の秋山 裕一です。現在、株式会社セントラルフーズという会社の代表をしています。この度、このように入塾式に参加させて頂き本当にうれしく思います。
正直、申しますと政経塾の存在は認識していましたが、ついこの間まで入塾したいとは一切考えていませんでした。入塾を決める前に、福武社長と食事に同席させて頂いた時、一言声を掛けられ瞬間で決めました。売上2500億、経常利益160億の代表に言われ断る理由はありませんでした。私は自分にとって会いたい人に自分の一番いいタイミングでやってくるものだなとつくづく感じました。それが、この岡山政経塾だったのです。
私は入塾して経済分科会を選択するつもりですが、日本の経済と会社の経営とは同じものだと思うのです。例えば、株式会社ジャパン 代表取締役 小泉 純一郎であり、目的は国益をだし世界に貢献することが日本の役割ではないかと思うのです。私も同じで、まだまだ小さい会社ではありますが、売上をあげていき、雇用をし利益を出すことと、食を通していろんな場面でいろんな人々に提供をし喜ばれるようにすることが使命だと思っています。
自分の物差しだけで、ものを見ると会社は生き残るどころがいつか消えてなくなります。どこかの会社のように大きくなっても、外部環境が変わるとあっという間になくなることも多々あります。
私は理想を持ち、視野を広げ、学び続け、会社の方向性を常に見つけていくことが私の仕事であり、社会に対しての責任だとこころに刻んでいます。よく政治家の人たちに対し、愚痴をこぼしている人がいますが、私は違うと思うのです。なぜなら自分のしていることが社会を変えていっていると思って仕事に取り組んでいるからです。
私は、社会にとって影響力のある会社、自分の存在価値のある人生を送るためにもこの岡山政経塾でもっと学び、岡山、また日本に少しでも恩返しができる企業人でありたいと考えています。
まだまだ無知な自分ではありますが、私の持っているものを精一杯だし少しでも出会う人に対し意味のある人間になっていきます。
これから一年間どうぞ、よろしくお願いします。
岡山政経塾3期生 井本 新士
三期生として今年一年お世話になります井本です。宜しくお願いします。
まずはじめに岡山政経塾入塾の許可を与えてくださりました塾長、事務局長をはじめ幹事の皆様方に厚くお礼申し上げます。
またすばらしい一期生、二期生の皆様の後を受け、三期生の同期の方々と一緒に勉強していけることに対して深く喜びを感じています。
この場で決意表明したいことは三点あります。
それは自分自身の壁を破ること、一歩を踏み出す行動を起こすこと、最後が地域のことを考えると言うことです。
それぞれについて説明させていただきたいと思います。
最初に自分の壁を破ることについてですが、恥ずかしながら常日頃、常識という規制を自分自身の中にもうけ、出来ない理由を探しがちな生活を送っています。
結局規制を自分自身が作っていることを最近になり教えられました。すばらしい講師の方々の話を拝聴する中で、また3期生の同期の方々と切磋琢磨する中で少しずつ自分自身の壁を壊していきたいと思っています。
次に一歩踏み出す行動を起こすことについてですが、ダイエーホークスを再建された高塚
猛さんの書籍の中に次のような言葉がありました。「学んだことのたった一つの証は”変わる”と言うこと。」
この言葉は私自身好きな言葉の一つで、時々反芻しています。このような機会を与えてくださり、勉強させていただける報恩は行動を起こすことだと思っています。もちろんそのことは自分自身のためでもあります。どのような形になるかわかりませんが、この一年考えていきたいです。
最後に地域のことを考えるについてですが、この年まで多くのことを与えられ、多くの方々に助けられて生活してきました。
奪うことは多くても与えることを考えず、要求、不平不満ばかり言っていたように思います。視野を広げ、地域の中で私自身どのように関わりを持てるかを探求していきたいです。
以上自分自身の壁を破ること、一歩を踏み出す行動を起こすこと、地域のことを考えるという三点を念頭に私自身の構造改革、規制緩和に取り組んでいきたいと思います。
何分若輩者ですが、今を逃げずに取り組んでいきたいと思いますのでご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願いします。ありがとうございました。
岡山政経塾3期生 江本 公一
私は総社市から参りました江本公一でございます。私は大学を卒業して以来、衆議院議員橋本龍太郎先生の元で10年間秘書として政治の勉強をして参りました。そして、昨年の統一地方選挙(岡山県県議会議員選挙)に立候補し、13,185票対13,588票で403票差で敗れました。403票と言えば「あと少し」などと言われますが、30人乗りの大型のバスを並べれば13台以上の大行列にもなる大差です。この大きな差を埋めるべく、岡山政経塾でもう一度政治、政策の勉強をやり直してみたいと思います。秘書という仕事は、もちろん後援会活動が中心ですが陳情処理など多種多様な仕事をこなしていかなければなりません。そうすると、どうしても今までの前例に従ってマニュアルどうりの仕事になってしまいます。自分ではこうしたい、こうするべきと思っていてもなかなか自分の理想どうりにはいかない事の方が多いのです。また、この度自分自身で立候補をし2万件以上の世帯をまわり、多くの人々と直接対話し多くの行政の抱える問題点、矛盾点を改めて勉強させて頂きました。地域に根付いた政治家になるため、今までの枠にとらわれた考え方だけでなく柔軟に様々な問題に対処できるように勉強していきたいと思います。若輩者ですが何卒宜しくお願いいたします。
岡山政経塾3期生 柿本 貴子
日々、仕事に追われ目の前のことをこなしていくことに囚われて、他のことに目を向けたり、向き合ってじっくり考える機会を持つことが、なかなか出来ない状態です。
仕事で様々な人の応対をしたり、見てきた中で、個人の権利や義務について考えさせられる場面に何度も遭遇してきました。そんな時、何をするべきだったのか、出来る事はなんだったのか、そしてこれからどうするのか、とそれぞれのケースや自分に置き換えたり、それぞれの立場など漠然と考える事はしていました。
しかし、頭で思うだけで、そう言った事と正面から向き合ったりせず、気付いた事からも目を逸らしてきたと思います。
岡山政経塾に参加して、そんな自分を変えたいと思います。
今、日本は変革の時代と言われています。
日本は戦争に因って多くのモノを失いました。戦後、復興を第一に物的資本・経済的な豊かさを重視するあまり大切な何かを忘れて来たのではないでしょうか。
もともと資源の少ない国である我が国は、〜様々なところで言われていますし、二期生の方も仰られておりましたが〜「人」が大事な財産です。人をつくるのは「環境=教育」だと思います。その教育指針も今日頻繁に改訂されており、どの方向へ進むべきなのか模索している時代です。
また、国債および国の借入残高は約700兆円に上るとも言われ、単純に計算しても国民一人当たり600万円近い借金となっているにも関わらず、行政改革も進まず、不良債権の処理も進まない今、これまでどおり進んでいけば確実に(明るいとつけるべきでしょうか)「未来」は無いのではないでしょうか?
以前仕事をした保健分野では、PLAN(計画)DO(実践)SEE(評価)のサイクルによって事業はなされていました。そのサイクルで言えば、正にSEE(評価)から次へのPLAN(計画)の時期が来ていると思います。
この時代に生きている自分に、自分たちに、何が出来るのか?
時代が変わろうとしている中、自分もどう変わるべきか?またどう変われるのか?
そして、何ができるのか。。。
これからの一年、たくさんの出会いがあり、たくさんの話を聞くことができると思います。そして、議論する事もたくさんあるでしょう。それらを真摯に受けとめ、心に留め、そして視野を広め、何かを成すまでは至らなくとも、自分を磨き、進むべき方向を掴みたいと思います。
伝えたい事が自分でも消化できてない為か、上手くまとまっておりませんが、他ではできないであろう、貴重な「学び」の機会を与えてくださり、感謝いたします。
岡山政経塾3期生 加来田 博貴
私は、この岡山政経塾で、教育を通じて岡山の将来、また日本の将来について考えていきたい、また教育に携わる者がどう有るべきかを真剣に考えたいと思い、入塾することを決意しました。
私は昨年の夏、岡山大学に助手として着任しました。母校にて、後輩の指導に携われる喜びを感じつつ、その一方でその責任の重さを感じています。
着任してからわずか8ヶ月。短いながらもいろいろ感じました。その一つは、私の勘違いなのかもしれませんが、「学生にやる気が感じられない」ということでした。本当に彼らに「やる気がない」のか、それとも「何をすべきかがわからない」のか。私はこの状況が、ピアニストのすばらしい演奏を聴いて「自分もあのようにピアノが弾けるようになりたい」と思ってピアノ教室に通い始めた生徒が、先生に「じゃ、そこにピアノが有るからどうぞ自由にひいてください」と言われ、実際弾けないことに直面して、「自分には出来ない」と失望感を味わい、その結果「やる気」を失わせているのに同じではないかと考えました。そこで私は、「自分が携われる範囲内で、まず目的をしっかり示し、そのための基礎的な技術を伝え、そして自らで成功できる喜びを感じさせてあげよう」と決意し、彼らと向き合い現在進行形であります。
今の教育は、「ゆとり教育」や、「個性の教育」ということが叫ばれ、私が受けた初等教育とは異なり、基礎教育の徹底がおろそかにされているように感じます。また「生きる」上で本当に必要な知恵を、人生の先輩方から学ぶことをおろそかにしているのではないかと感じています。これは「基礎力不足による失望感」を感じる人を増やすのではないかとも思っています。
私は、教育を考えるに、「自分で決断し、行動に結びつけ、その結果の責任を自らとる」という「自立」を「いかに促すか」を大切に思います。創造性の重要さは感じますが、先輩方の築かれた知恵の賜物、歴史を知り、同じ過ちをせずにそして新しい発想へと展開することが必要に感じています。
このように私は考えていますが、私には浅はかな経験しかないゆえ、大きな間違いを犯しているのかもしれません。
以上から私は、教育の場にいる者がどうあるべきか、この岡山政経塾を通じ、多くの方々の知恵を盗むつもりで、真剣に考えていきたいと思います。
岡山政経塾3期生 毛山 薫
このたび岡山政経塾三期生として入塾させていただくことになりました、毛山薫と申します。高知県出身で、現在川崎医科大学に在籍しています。
私は高知にいた頃、岡山に対して憧れを抱いていました。何より、新幹線が通っている事によるアクセスの良さが本当に魅力でした。今、その憧れの岡山に住み始めて五年目になり、新幹線や穏やかな気候の恩恵は充分感じていますが、岡山という町について何も知らないことに気付きました。岡山についてもっと知りたい、と言うのが入塾の動機です。
また、離れてみて初めて気付く地元の良さというのもたくさんあります。なぜそう感じるのか、きちんと考えてみたことはありませんでした。でもそこには必ず何らかの理由が存在するのだと思います。今まで受け身の住人でしかなかったけれど、町を作る一人として「自分はどのような町に住みたいのか」と言うことについて、一年間かけて考え、形にしていきたいと思います。そして今、私の中には、自分自身の視野を広げたい、自分自身を変えたい、と言う想いが強くあります。
大学の中だけではあまりに世界が狭く、以前からこれでいいのかという疑問を持っていました。政経塾は、いろいろな方のお話を聞き、意見をぶつけ合うことが出来る、私にはまたとないチャンスです。今まで目を向けてこなかった社会のあり方について勉強していく中で、自分自身についても見つめ直してきたいと思います。
私には経験も知識も何もありません。ただ全力で突っ走るのみです。難しい話も厳しい意見も全部自分の中に取り込んで、様々な角度から物事を見据え、偏りのない考えを持った人間に少しでもなれるように、一年間頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
岡山政経塾3期生 小普@由香理
皆様こんにちは。小ア 由香理と申します。岡山政経塾で一年間を過ごす上での私の心構えは、人の話しをよく聞こう、ということです。講師の先生方や塾長、幹事の皆様のお話はもちろんのこと、そこから生まれる塾生の皆様の意見にも、自らの考えを柔軟に持ち、よくよく耳を傾けようと思っています。
日本人は自分の考えを表現することが足りないといわれます。私もその一人だと感じ、そして改善したいと思っています。では、どう取り組んだらいいのでしょうか?自分に置き換えて次のように考えました。自分の考えを述べるためには、人前で話すということの積極性の問題以前に、まず、人に伝えたいと思うほどの強い考えを持つこと。そして、その考えに対して、ある程度の自身を持つことが、必要です。この2点を強化するためには、一人で考えるよりも、より多くの人の意見を聞き刺激を受けることが重要であると考えます。人の意見に共感を覚え吸収することで自分の意見は深まり、反感を覚えることで、改めて自分の考えが明確になり、反省をし、確立されていくと考えるからです。ですから、この岡山政経塾での皆様との交流を多いに利用し貪欲に意見を吸収させていただこうと、思っています。
非常に未熟ではありますが、現時点での私の思いを自己PRも兼ねて述べさせていただきます。私は、拡大より循環を、対立より融合を、競争より友愛を、物質文明より精神文明を重んじる社会を望み、少しでも多くの人々が心身共に健康であることを願います。今後、この混沌とした考えがどう変化していくか、非常に楽しみです。一年後卒塾の時には、考えが深まり、明確化し、具体化し、そして、人に伝えたい、行動を起こしたいと奮起している状態と成長しているよう、努めていきます。どうぞよろしくお願いします。
岡山政経塾3期生 小谷 仁志
この度、第3期生として皆様方のお世話になることとなりました小谷仁志でございます。仕事は八束村役場に勤務しており、農林水産業振興の担当をしています。
少し前のことですが、本を読んでいましたら、人間は42歳になると自分の将来が大体見えてくるというようなことが書いてありました。社会人となって20年余、私がそれくらいの年齢になりました。
どんなに成功した人でも年配の方は、若さをうらやましがります。若さには明晰な頭脳と体力、そして何より人生の残り時間が豊富にあり、そこに無限の可能性があることがうらやましいのだと思います。
勘違いかもしれませんが、自分の将来が大体見えてきたかなと感じはじめている私くらいの年代が、人との出会いによって人生が劇的に変わる最後のチャンスではないか、そんな気がしています。
そのような意味からも、私は岡山政経塾でのこの一年に大きな期待をしています。研究成果も大切ですが、一番の目的は多くの方々との交流の中で新たなる人とのつながりを作ることであり、情報や知識を共有することにより他の塾生の方々とともに資質の向上を図りたいと思っています。その中から生涯にわたる友人を数多く作ることができればと思います。
また、当然のことながら、まわりの人に政経塾に期待することばかりを考えているわけではありません。どんな小さなことでも実践している人間でありたいと思っていますし、実践することがいかに大切なことであるかは、社会人として自分自身の経験から学んできたつもりです。
岡山政経塾での一年がすばらしい日々となり、またその中から人生を変えるような新たな出会いがあることを心より願っております。
おわりに、ご臨席の皆様方にご指導いただきますようお願い申し上げまして決意表明といたします。
岡山政経塾3期生 高橋 和巳
皆さん、こんにちは。岡山政経塾3期生に加えていただいた高橋和巳です。
読むたびに心が震える(もっと言えば嗚咽してしまう)本があります。
神坂次郎という方の書いた「今日われ生きてあり」という、太平洋戦争末期に特別攻撃隊(いわゆる特攻)として出撃していった方々の悲痛な叫び・生きた証が納められた遺稿集です。
この本のなかでの彼らは、みな20歳前後ですが、天皇陛下のためではなく、愛するもの(つまり、日本という国、故郷、肉親、恋人、いたいけな子どもたち)を守るために命を投げ出していきます。数日後に迫った確実な死(必死)をも超越し、短いけれども完全燃焼した、美しい人間がそこに見えるのです。心が震えるのは、悲しいとか、かわいそうという感情ではなく、本のなかの若者が私に問いかけているからだと思えてなりません。
果たして今の日本は、彼らが命を投げうってまで愛し守ろうとした日本であるのか。自分自身は、どうなのか。 と。
21世紀の扉はまさに開かれたわけですが,市場原理を基盤とする経済のグローバル化により、国,宗教、主義主張の違いを超え,労働者,商品,資本などが大規模に行き来(相互依存)する時代であり,IT機器の活用で,人類はまさに「時間」と「距離」の壁を突き破ったかのようです。
確かに,人間は,経済のグローバル化によって、生活は便利になりましたが、一方で国の格差、貧富の差などは拡大し,虐待や社会的弱者の増加,環境汚染,失業者,難民・移民など,まさに地球規模で立ちはだかる大きな課題を突きつけられています。 この意味で,社会福祉については,グローバル化に至っていません。
「効率性」「均質化」「マニュアル化」を追求の結果,例えば,マクドナルドなどファストフード店の世界的な繁栄は,至るところで同じものを食べられる便利さや安心,同じ風景などを生んだ反面,伝統的な文化や特性を破壊してきたのではないか。
かつて,福澤諭吉は「一身にして二世を経るがごとく,一人にして二身を生きるがごとし」と,幕末明治の激動期を駆け抜けました。今まさに何ができるか、今後の日本や地域はどうあるべきかを、「Noblesse Oblige」(本来、高貴な者には社会的弱者への道徳的責任・義務をも併せ持つという意味ですが、ここでは人間の責任・義務)に求め、岡山政経塾入塾の決意とします。よろしくお願いします。
岡山政経塾3期生 武久 顕也
昨年までの2年間の英国滞在は私の価値観を大きく変えました。地方政治行政を学ぶため英国の公共政策スクールで公共部門のMBAを取得し、その後バーミンガム市での英国行政の実務も行いました。こうした経験が私の中でそれまでの価値観を変えるきっかけとなり、政治の道への復帰よりも日本で監査法人に就職する道を選びました。
渡英し実際にイギリスの自治体業務に携わってみて思ったことは、制度上日本が優れているわけでも英国が優れていることでもないということでした。大切なことは日本と英国のどちらが進んでいるかどうかということではなく、二つの異なる国の制度や文化を知ることによって日本という国を自分自身の中で捉えなおすことができたことではないかと思います。
そのような考え方に基づいて英国を鏡にして日本を見つめなおすとき、日本が進むべき方向性を少なからず見ることができたと思っています。特にわが国の地方行政に限って言えば、これまでニューパブリックマネジメントと呼ばれる改革手法が導入されてきました。成果による統制、顧客志向、市場メカニズムの活用などを手段とする改革の手法です。しかし、日本ではそうした経営手法を取り入れるための制度的設計が十分になされていません。単に諸外国の制度のつまみ食いではなく、もっと根本的に自治体の多様な役割を見直すための制度的設計に着目する必要があると思います。私は、自治体の存在価値を2つの目線から評価することができると考えられます。それは、経営の視点と市民の視点です。
私は現在、監査法人に勤務し、自治体の外部監査、コンサルティング業務を通じて自治体の経営支援を行っています。ここでは、厳密なコスト計算、財政の健全化、企業会計方式の導入、さらに最近の民間の経営ノウハウを生かした行政経営の方法が研究されています。これらはまさに経営の視線から行政を見た考え方といえるでしょう。
しかし、そうした経営の視線だけでは経済的価値を重視するあまり、本来の行政の役割を見失うことになりかねません。そこで大切なのが、市民の視線です。公正な社会を実現するために何をするべきか、昨今増加する、幼児虐待や、治安の悪化などに対処し社会的信頼の回復にどう対処していくか、行政任せでは解決できない問題が山積しています。市民が主体的に問題解決に取り組む必要性が増している現在、そうした問題に対して、行政にもリーダーシップを持って取り組んでいってほしいと市民は思っているのではないかと思うのです。私はそうした市民としての価値観を大切にするためにこの岡山政経塾を選ぶことにしました。地域の皆さんとかかわり、研鑽を積みながら市民の視線を養っていきたいと思っています。
これから、1年間どうぞよろしくお願いします。
岡山政経塾3期生 恒本 靖
三期生に入塾させていただきました 恒本 靖と申します。
まず、このような機会を与えていただいた塾長をはじめ幹事の皆様、事務局の小山さん、そしてこの入塾を勧めて下さった一期生の先輩方、本当にありがとうございます。
2日前に起きたイラクでの日本人拉致の事件が連日報道されています。自衛隊派遣で何らかの形で起こるだろうと予期されていたテロではありますが、日本政府にとっても、また日本人にとっても、世界の中で日本という国がどうあるべきか深く考えさせられる歴史的局面を迎えていると感じております。
また国内に目を向けると、毎日のように起こる児童虐待事件や凶悪犯罪。
日々このようなニュースが流れてくる中で、私はいつも「今の日本何かおかしい・・・」という漠然とした疑問がありました。しかし、一方では日々の生活で直接的に自分に関係がないために、どこか他人事といった感覚も同時にありました。ニュースを聞くと、一人前に評論するけれど、個々の問題には何もかかわろうとしない恥ずべき自分です。しかし今の日本にはこんな大人多いのではないでしょうか?
私は政経塾に入塾させていただくこの1年を、大人として また一日本人として「現実から逃げない!!」をテーマに自分自身を見つめ直す機会ににし、多くの塾生の方々と様々な問題を考え議論することで自分を高め、社会に対して少しでもいい影響を与えられる人間、いい意味での火種に成長したいと考えております。そして社会に対して真剣に向き合う人間の輪を拡げることで、この岡山の地域社会がもっと良くなるのではないかと考えております。
また私事ではありますが今年の九月に父親になる予定です。生まれてくる子供のためにも父親として、また一個人として常に勉強し成長し続ける人間になることを改めてここで決心して、入塾の決意表明に変えさせていただきたいと思います。
どうぞ皆様、今年一年間宜しくお願いいたします。
岡山政経塾3期生 野田 映博
『もしもあなた方のうちですでに自力で切り開いた道を持っている方は例外であり、もしそうでないとしたならば、どうしても自分の鶴嘴で掘り当てるところまで進んでいかなくてはいけないでしょう。ああ、ここに俺の進むべき道がった!ようやく掘り当てた!こういう間投詞を心の底から叫び出される時、あなた方は始めて心を安んずることができるでしょう。』
大正3年、夏目漱石が学習院大学で行った講演『私の個人主義』からの一節を引用致しました。夏目漱石はこの「個人主義」という言葉にどのような意味をこめて用いたのでしょうか?『夏目漱石論』で蓮實重彦は次のように表現をしています。『自分への執着こそが「個人」を自覚する大部分であり、その執着はひとりの人間のエゴである、しかしその執着は、近代において個人というものが成立する時不可分なものだと考えます。それでは「他者」とはどのような存在であるか?人間を人間たらしめるにはパブリックな要素が必要であり、そのパブリックな世界の中で自分自身があらわれ、他者に認知され、自分もその社会の中で認知されるというところで初めて人間というものが成立する。その時はじめて個人主義という言葉が成立する』。
なぜ柳井氏は僕に政経塾に入るよう勧めてくださったのか?実際に皆さんと過ごしていく時間の中で僕は何を学んでいけばいいのか?柳井氏はそこから何を学び取ることを僕に期待してくださっているのか?その答えは夏目漱石がこれからの時代を担っていく学生に対して伝えようとしていたことの中にあるのではないかと思います。
今の僕はまだ道を切り開いていない状態です。今までお話されたみなさんとは違い、政経塾でしたいことを皆さんの前で堂々と述べる自分がいる、そんな自分がいることを想像した時、懐疑的に思う僕がいます。しかしそれではまずい。いろんなことに参加して、いろんな方とお会いする中で、自分が無力であり、無知であり、不勉強であることに気付く、そこから「自分」への問いかけを行い、何ができるのかという自分の命題を見つけなければならないと思っています。この一年間が自分にとって大切な一年であると捉えることで僕はかわるはずだ、と柳井氏はおっしゃいました。その答えが見つかった時、「ようやく掘り当てた!」と言えるのではないだろうか、と僕は考えます。
政経塾を紹介してくださった柳井氏に感謝し、みなさんと過ごす時間を大切にしたいと思います。よろしくお願い致します。
岡山政経塾3期生 布野 浩子
長船町から参りました,布野浩子です。
私の入塾のきっかけは長船町の合併問題です。ほぼ合併が決まりかけた時期に住民投票があり,約10000の有権者に対して,3000の合併反対,2600の賛成で,議会は,合併反対を支持されました。
人でも自治体でも,信用・信頼はとても大切なものです。あの時点で合併に反対をするということは,長船町の信頼をなくすことだと強く感じました。議会が合併反対と言われた3日後に,合併協議会がありました。その3日間で3000の賛成の署名を集め,合併協議会から脱退させないでと訴えようと,思いを同じにする人たちと一緒に行動を起こしました。「長船町民の誠意を牛窓,邑久の方に届けましょう,長船町の信用をなくさないようにしましょう」とハンドマイクを持ち,長船町を回りました。
結局3日間で,2500の署名をいただき,合併協からの撤退は免れました。しかしそれから,合併に向けて2500以上の署名をいただくのは,本当に大変でした。国の財政や,方向性,県や町の財政,地方自治のあり方,そして私たちはどんな町作りして,子供たちに手渡して行きたいのか,多くの方と勉強し,話し合い,教えていただき,伝えていきました。常に,本当にこれが正しいのかどうか,自問自答する日々の中での活動でした。
そして,3月議会で合併が承認され,11月に瀬戸内市が誕生します。合併ができた喜びより,合併をあと押しした責任を感じています。これから,どんな市をつくっていきたいか,市民として,どういう形でかかわっていけばいいのか,素敵な,世界に通用する瀬戸内市にしていくために,しっかり勉強したいと思っています。自分自身も強くなりたい,自信を持ちたい,正しくありたいと願っています。署名活動を一緒にがんばった友達や,仲間も入塾を喜んでくれています。一年間熱い気持ちで勉強していきます。よろしくお願いいたします。
岡山政経塾3期生 堀内 ともえ
私はこの岡山が、エネルギーを持ち元気で魅力的な街になって欲しいという単純な思い持って、政経塾への入塾を決めました。
穏やかな気候のせいなのか、岡山の県民性には良い意味でも悪い意味でものんきで保守的な面があると思います。そして県民は、自らの行動で何かを変えていこうという人よりも、誰かがやってくれるだろうと傍観者でいる人が多いように感じます。正直なところ、私自身今まで“楽しい県になっていかないかな”というのんきな傍観者でした。
しかし最近、それぞれの地方が中央から独立し、独自に活性化していく姿を見ていると、岡山も変わっていかなくてはならないのではと思うようになりました。
その思いから、以前よりも岡山に興味を持ち、改めて注目してみると、良い所をたくさん持っている県であることに気付かされました。
ただそれを上手く活用し、県民に岡山の魅力を伝えることができているのかと考えたとき、それはまだ途中のような気がしました。
せっかく持っている引き出しを開けないのはもったいない、長年暮らしてきた岡山に対して自分自身でできることが何かないのだろうかという意識を私は徐々に持つようになりました。
ただ意識を進めていく中で同時に、その意識が現時点では抽象的な段階でしかないことに気付きました。具体的なものが何もなくそれ以上先に進んでいかなかったのです。
自分の中に抱えている抽象的なものを具体化するために、まずは一年間政経塾で学びたいと思います。そして先につながっていく創造力を身に付けることが私の一番の目標です。
政経塾のカリキュラムに示してあった、知る、気付く、見つける、考える、伝える、というステップはとても大切だと思います。そのステップを踏みながら政治・経済・教育・文化の各方面から広い視野で学び、自分の問題意識を明確にし、地域に対して踏み出せる一歩が、どのような一歩になるのかをじっくり探していきたいです。
岡山政経塾3期生 本郷 友子
みなさん、こんにちは。本郷友子と申します。私は倉敷で生まれ、小、中、高、大学と地元を離れることなくすごしてきました。社会人になって四年がたち、私は自分が恵まれている、と改めて感じています。もちろん人との比較からこのように申し上げているのではありません。私という人間の生活する環境、友人、兄弟、そして両親に恵まれていると感じるのです。このたび、岡山政経塾という学びの場に入塾させていただくことも、多くの素敵な出会いに恵まれたからからこそだ、と感じています。ここで私が学ぶことは、自習自得の言葉の通り、自分自身がどうありたいかを考え、そしてそのためにどのように行動するかによるのだということを、いまひしひしと感じています。私という未熟な人間が成長していくためにも、この場が与えられているのだとすれば、人との出会いは一つ一つがかけがえのないものであることを忘れることなく、人の自己表現を繊細に感じ取り、自分との違いを穏やかに受け止めること、そして、人の自己表現の場でもあるまちが、より快いものになるために自分にできることは何かを考えていきたいと思います。日々の生活の中では薄れてしまいがちな感謝の気持ちを忘れずに自己の研鑽に励んでまいりたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
岡山政経塾3期生 湊 成巳
三期生として入塾いたします湊 成巳と申します。
岡山政経塾の意識が高く志の熱い方々との出会いと、これから皆さんと共に学び行動できる事に感謝いたします。
私は、岡山県日生町で生まれ育ちました。その後大阪府で9年間暮らし15年前岡山に帰って参りましたが、生まれ育った岡山の気候風土の良さ自然の恵みに改めて気づかされました。また岡山は古代からの歴史・伝統があり、日本初の庶民階級の学校「閑谷藩校」に見る教育・人材育成の先進性、そして交通基盤整備や全国に先駆けた情報ハイウェイなどのインフラが整備されています。風土の特性を活かし先見性を持って努力されてきた岡山の人々・先輩方を私は誇りに思い尊敬しております。生まれ育てていただいた岡山に少しでもご恩を返し貢献できるよう政経塾で学び行動して行こうと思っております。
今まで私は、社会や地域の問題に対して批評批判はすれど仕事を理由に行動せず周りが変わらないことをボヤいているだけのオジサンでした。
しかし女性有志3人が立ち上げたNPO法人「ふれあいサポートちゃてぃず」の活動を目の当た(まのあた)りにし、そして手伝う内に自ら行動を起こすことの大切さ・素晴らしさに気づくことができました。
現在「地域と子供を元気にするNPO」を合言葉に親子、子供達の体験活動や世代間交流ができるコミュニテイ広場の企画運営を行っています。
その活動の関わり中で、地域を教材に好奇心を持って様々な体験活動をする中で気づきや発見をし斬新なアイデアやユニークな発想が次々に湧いてくる子供達の素晴らしさを感じています。
その反面大人達のコミュニケーション不足や自由を履き違えた自己主義・親の躾責任の学校への転嫁・思いやる心の薄れなどが目立ちます。
このことは私達が今まで受けてきた知識取得に偏より、答えをすぐに教えられる受身の教育に終始して来た事や、道徳教育の軽視、日本人としてのアイデンティティや誇りを教えられなかった教育にも原因があるのではないでしょうか。
私は将来の国造り・地域社会の担い手である子供達が可能性を伸ばし「人生をデザインする力」=生きる力を持った大人に育つことを願いそして『人生をデザインする力』を、あらゆる職業や立場人々が、それぞれのポジションで発揮することにより地域・社会全体の活性化に繋がると考えます。
岡山政経塾で研鑽し皆さんと共に考え、行動・提案して育てて頂いた地域社会にご恩返しをしたいと思います。皆様よろしくお願いいたします。
岡山政経塾3期生 山本 泰広
この度、岡山政経塾に入塾することになりました、山本泰広と申します。私は高校1年の時に阪神大震災に被災し、明日飲む水さえ手に入らないという状況下で生活を送りました。その時感じたことは、「政治や行政の力なくしては、どうすることも出来ないことがある」ということでした。今思えば、あの震災が私の人生観を変え、ここにたたせてくれているのだと思います。あの最悪の状況下では人間は助け合い、必至で生きるという本能を取り戻します。それはすごく暖かくて、自分の私利私欲などなしに、素直に人のために働くことができます。翻って今世の中を見渡しますと、殺人事件など暗い気持ちになるニュースばかりです。ゆえに、「こんな暗い世の中を少しでも明るく楽しい世界に変えたい」と思い、政経塾に入塾いたしました。私は今、仕事も楽しく、プライベートも充実しており、私のこの上にある空は太陽が明るく照らし、穏やかな快晴であります。しかし、世間には曇り空であったり、豪雨で風が吹き荒れている空が存在いたします。そんな空を少しでも明るく照らしたい。私は、隣の空が曇っているのに、自分が幸せだからといって、目をつぶっているような男にはなりたくありません。もっとも、現時点で其れが実行されているかというと、まだまだだと思います。事実、現在イラクで法人の方3名が人質となっておりますが、私はどのような対応をすべきか答えが分かりません。家族のことを思えば即刻撤退すべきであると思いますが、全体を考えると絶対に撤退すべきでないと思うからです。このように、私は自分の行動の判断基準が定まっておりません。そのため、政経塾では、人が見えないものを見て、人が考えないことを考え、誰もが躊躇することを実行できる男になり、そのための判断基準を持てればと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。
岡山政経塾3期生 横田 誠
私は、横田誠39歳です。やっぱり男は40歳から、と最近は思うようになりました。40代へ向けての助走がこの岡山政経塾との出会いでした。これから1年間に私が何を見て、感じて、計画して、行動し、結果を出せるのか?教えを学び、大きな視野に立てる様に、そしてあらゆる立場の視点から、物事の本質を見極める力を身につけたいと考えています。
昨年の公開例会で、中西元男先生から、日本が今第3期変革期に突入して、危機迫る状況だと教えていただきました。報道では、虐待、殺人、強盗、汚職、など私が子どもの頃にはあまり聞きなれない言葉がたくさん報道されているように思います。私には小学生の子どもが二人おりますが、はたしてこのままでいいのだろうかと不安でなりません。ふと20年前の私はどうだったかなと思い出すと、無関心に日々を送り、日本の経済が破たんするかもしれない、日本がテロに遇うかもしれない、など考える事も無かったと思います。私自身も夢を持ちたいし、子供達にも未来への夢・期待・希望を持たせてやりたい。私達の世代が未来への責任を持たなくてはなりません。今までは他人のせいにし、責任転嫁をしていましたが、こんな時代にしたのは私たちにも責任があります。教育、福祉、地域経済、政治活動、どれを取っても欠かす事の出来ない事だと感じました。これから一年間という短い期間ではありますが、物事の本質を捉え勉強していきます。全力でぶつかり、必ずみずからを変えます。教えを請いながら、人間としての哲学を学び、急速に進む少子高齢化、家庭教育と学校教育のあり方、ゴミ問題、長引く経済不況、など身近な課題から取り組みます。長期、中期、短期の目標を立て、同期の塾生と真正面から取り組み、日々の勉強をしていきます。
幹事や1期2期の諸先輩方には大変ご迷惑を掛けると思いますが、長い目で見ていただきたいと考えております。1年間よろしくご指導お願いいたします。
以上
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