2008年 100km Walk

 
◆新田 祐子 (岡山政経塾 2期生)

岡山政経塾100km歩行レポート
「感動の最上級のことばを探して」




 思いがあふれて感動がわきだしてレポートを書くことが出来そうにありません。

 なぜ私たちは100キロ歩くのでしょうか。私は人生を賭けた勝負に挑むためだと思います。人は限界を目指せば、高い高い高すぎる目標を掲げれば、力がわいてくるものなのだと、その現場を見れば感動があふれてくるものなのだと、5回参加した100キロ歩行に教えてもらいました。

 人間って素晴らしい
 愛と祈りの24時間
のふたつが私の今年の100キロ歩行の総括です。

 普段生活していて「愛」と「祈り」を感じる瞬間はそんなにないと思います。今回こんな言葉に集約されたのは7期生の小河原さんが清心女子高校の後輩で、久しぶりに清心の教えを思い出したからです。
 なんて感動が満ちた24時間だったのだろう。
 それは心がからっぽになるような感動でした。
 上手に言葉に落としてレポートに書けないので、感謝と感激の気持ちは、今後岡山政経塾への愛でお返ししていきます。



 また、100キロ歩行1日目の5月3日は憲法記念日でした。それにこじつけて意見を少し述べます。

 憲法とは、国家の設計図である。
 今まで普通ではなかったことが普通になってきている現在の日本を立て直すには、やはり我々一人ひとりがどんな国家を思い描くかを考えることが必要です。殺人事件が毎日起きる、モンスターペアレントが学校を襲う、学級崩壊、給食費未納、外交政策は国益よりも他国の顔色重視、先の戦争で戦った祖父たちを蹂躙する政治家、私はこんな日本は本当に嫌です。

 人間はひとつの信念を貫けば、ひとつの目標を達成すべく努力すれば、必ず美しい結果を導くことができるとこの100キロ歩行で学びました。人間の底力を、日本人の底力を呼び起こせばきっと日本は明るい未来を手に入れられる。

 どうか、日本人の底力を見せてほしい。日本の危機が遠い未来の話ではないことに気付いてほしい。
 今こそ、憲法を改正して日本を再建せよ。理想の設計図を描け。
 これは、私たちにできること。私は、一歩一歩前進していきたい。