2012年 100km Walk

 
◆加本 武(一般参加・ゼッケン:6)

晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行レポート             2012年5月16日
「晴れの国おかやま 24時間100q歩行 レポート」
64歳 5月4日午前2時45分 77q(自称)付近でリタイヤ



 100q歩行に参加して77q付近でリタイヤしましたが、私にとっては大変有意義で自信が持てました。

 私は、56歳で脳梗塞になり治療に専念しながら歩き始めました。
 それまでは、500m先のタバコ屋までも車で買いに行く始末でしたが、それ以来歩き始め健康に気を遣うようになり、歩き始めて今度は心臓に悪いものを発見し入退院を繰り返しながらステント治療を施し担当医師より歩け、歩けの大号令のもと歩きを続行し、歩きだけでは物足りず登山に懲り岡山県はもとより島根県、鳥取県の名のある山々は殆んど征服し、今度は四国八十八ヶ寺巡りを50日程掛け歩き通し(約1400q)

 結願し帰宅した数日後新聞で24時間100q歩行の募集を拝読し、即日申込をした次第です。
 歩きには相当自信を持っておりましたが、やはり時間制限がある大会は大変でした。
 練習に1回参加させて頂きましたが、みなさんあまりにも速く歩かれるので、担当の塾生さんに迷惑が掛かるようなので、個人練習に切り替え7キロ、10キロ、15キロ、40キロと相当歩きながら、本番コースの後楽園より東山、海吉交差点、百間川沿い、沖田神社まで練習歩行し、1時間45分で到着し、これが速いか遅いか分からず、今度は車で2回コースの下見をし、本番にそなえました。

 実際本大会では50qの伊里魚協CPまでは予定通りの時間で到着し、かなり自信が持てましたが、これより先の歩行は未知の距離となり閑谷学校付近の上り坂がかなりきつく感じました。
 それでもふんばって閑谷学校CPまで到着し僅かの休憩をとり再び歩き始めリバーサイドCPまで順調に進みCPで順位を聞いたところ120位ぐらいとのこと、まだ後がかなりいますよと報告を受け、また元気を出して出発しました。

 体調もまだ十分で、足のマメ等も出ずに済んでいましたが、腰、股関節、膝にかなり負担がかかっているようでした。とりあえず低温倉庫CPまでは行こうと努力しましたが、松木交差点を過ぎた橋までの上りがきつく、それに加え77q付近の吉井川からの冷風がかなりこたえるように感じ、何かあったら関係者様に迷惑を掛けると思い、5月4日午前2時45分断腸の思いでリタイヤの電話を掛け終了しました。

 私は或る程度の後悔はありますが、この大会に参加させて頂いて心身共に充実しております。もう少し若ければ来年再度挑戦したいところですが。今度はサポーターとして参加出来ればと思っております。

 最後に政経塾の皆さま、サポーターの皆様、又チャレンジャーの皆様疲れた頃にガンバレ、ガンバレとお声を掛けて頂き大変勇気ずけられました。本当にありがとうございました。
 24時間100q歩行関係者の皆様、今後も20回、30回と続けられることをお祈りし、お礼申し上げます。

 その後、私の体調は完璧に復調(登山等参加)しております。