2012年 100km Walk

 
◆草 洋一(一般参加・ゼッケン:13)

晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行レポート             2012年5月18日
チャレンジャー レポート」



□ 個人の感想
 ● 大会運営等
   今回機会あって、初めて参加させて頂きましたが、岡山政経塾の本大会を企画・運営していく強い熱意を感じました。参加できたことを誇りに思いました。
   過去、塾生だけを対象に実施して蓄積された約10年間のノウハウもさることながら、塾生及び同OBの団結力によるところが大きいと思いました。
   今後も一般参加者を募って運営していくことを伺いましたが、本年同様、参加者が満足出来る運営ができることを確信しました。当然また、参加したい気持ちでいます。

 ● 個人感想
   伊里漁港のチェックポイント出発後から閑谷学校緑地公園のチェックポイント到達までの間は、靴擦れによる両足の足裏(指の間、指の付け根付近)に多数の肉刺が出来、一部はつぶれ出血するという激しい痛みから何度もリタイアーを考えましたが、家族の協力、大会運営に対する感謝、リタイアーしたことによる(自身の)後悔等々のリタイアーを阻む要素ばかりが頭をよぎり、リタイアーを進める(自身の)弱さが打ち消されていきました。リバーサイドのチェックポイント通過後には、リタイアーをしなくて良かったと反省しながらの歩行でした。
   初めてのフルマラソンに参加した際に得る完走後の達成感に勝る感動の達成感でのゴールでした。



□ 大会運営に対する感想

  事前に説明を受けていたにもかかわらず、見落としていた事項とか、聞き落としていた事項が多々あろうかと思いますが、ご容赦をお願い致します。

 ● 次回以降も継続をしてもらいたい事項
  1 コース沿線のコンビニ店へに対して事前連絡をされていたため、トイレの借用等について、気軽に提供を受けられ、安心しました。
    特に、個人経営のスーパーマーケットでは、店にトイレがなく、スーパー裏にある自宅(店長)のトイレを借用させてもらった。更に、一部のコンビニでは、薬の販売をしていなかったが、個人の常備薬である鎮痛剤を分けて頂ける幸運にも恵まれ、感謝の気持ち一杯でした。

  2 チェックポイントで渡すカードを渡されたことについては、一つ一つの達成感の積み重ねが出来る喜びを得ると共に、連絡先の記載がされていたことで安心感があり、良かったです。

  3 炊き出しは、精神的にも肉体的にも満足する支援であり、非常に良かった。私の歩行状況からちょうどいいポイントに設置されていた。内容も良かった。(伊里漁協:水餃子、おにぎり、スポーツ飲料及び栄養ドリンク)(リバーサイト:おにぎり、味噌汁、ケーキ等の甘い物等)(大原橋:おにぎり、チョコレート等)

  4 苺農園前のエイドステーションは良かった。(苺3種類及びペット水の提供)また、第3チェックポイント(JAはなやか長船店)前の私設エイドステーションも手作り感いっぱいで、まるで家族を出迎えてくれるような心温まるエイドステーションで良かった。

  5 事前説明会、コースの下見及び事前練習会の計画については、疑問点の解決、不安の解消、今後の練習目標の設定等に良かった。

  6 チェックポイント間途中で自動車で移動しながらの応援は、心強かった。

 ● 次回以降、改善等をしてもらいたい事項
  1 最初のトイレ(セブンイレブン)では非常に使用者が多く、待ち時間が長かったので、次のトイレがどこで使用できるかの案内が欲しかった。

  2 医者の配置がよくわからなかった。また、機動的な配置をして頂き、問診による鎮痛剤を処方をするサービスが欲しかった。

  3 伊里漁協のチェックポイントから閑谷学校緑地公園のコースで、特に2号線に出るまでの間は、ほぼ直線コースとはいえ、誘導員不在で不安があった。また、リバーサイドチェックポイントから途中の万富付近までのコースでも、誘導員もチャレンジャーもほとんどいなくて、道をを間違えているのではないかと不安が多かった。 やはり、誘導員をある程度間隔で配員して欲しかった。

 ● 教訓(学んだ点)(次回以降、継続・増加をしてもらいたい事項)
  1 岡山政経塾塾生とOBの結束が堅い。また、本大会の運営のため遠くから支援に来られていた方おられた。(練馬ナンバーのレクサスが何度も行き交っていた
と記憶しております。) 
  2 靴擦れを起こさない適正な靴選びは重要だとつくづく反省させられました。

 ● 提言(次回以降、検討をしてもらいたい事項)
  1 コンビニ店の所在をコース図に記載して頂きたい。
    そうすると、休養計画(トイレ休憩、水分補給等々)が立てられるので、安心できます。
  2 医者の配置を機動的な態勢にして頂きたい。
    そうすると、途中(誘導員等不在の区間)で体調等の不良を訴えられた場合、本人からは申し出にくいが同僚のチャレンジャー等から通報でき、その通報を受けて、車で往診に向かうことが出来ると思います。また、全体の動きに合わせて、待機場所を移動していくことが出来ると思います。
  3 チャレンジャーと一緒に歩くサポーターの配員も検討して頂きたい。
    そうすると、後れを取っている人(最後尾等)を励ますと同時に、状況により医者の診断等を依頼する連絡員となると心強いと思います。状況により、ゴール時間0600とか、同0800とか、同1000とかになるペースメーカーの配員も検討して頂きたい。
  4 医者による簡単な問診により鎮痛剤の処方が出来るようにして頂きたい。
    今回の私のように靴擦れによる痛みを我慢して歩く場合、鎮痛剤の服用は非常に役立ちました。途中で確認したところ、個人個人で薬に適合牲に問題があることから誘導員等による処方は出来ないとのことでしたので、ちょっとした薬を持っての往診であれば鎮痛剤等を処方してもらえると思います。
  5 遠隔地からの参加者に対して、説明会資料(コース説明資料を含む。)を事前に配布して頂きたい。
    遠隔地からの参加者から聞いた話ですが、そういった方々は、事前説明会、コースの下見及び事前練習会への参加が困難と思われますので、事前に送付して疑問点の解消をして頂けるかと思います。
  6 事前練習会の内容について、検討をして頂きたい。
    今回の練習内容は、夜間を7Kmを1時間で歩くというスピード練習でしたが、長時間歩く練習も必要ではなかったかと思います。具体的には、6時間前後の長時間歩行で、靴が自身の足に合っていないとか、その他の事項で自身で準備等をしておく必要性等に気づくこともあろうかと思います。
  7 私設エイドステーションの認可制について、検討して頂きたい。
    できるだけ多くの参加者を募る面からも、運営を補佐していく面からも、エイドステーションの解説を希望するグループ等に対して、衛生面での指導等を徹底して受け入れることが大会を盛り上げていくと思います。
 
● その他
  1 打ち上げのBBQが楽しみです。
  2 BBQの参加時には、ゼッケンをつけて参加するとか、100Km歩行参加時の服装で参加するとか、名前を知らないチャレンジャー同士の会話が弾む配慮をして頂ければと思います。