2012年 100km Walk

 
◆那須 好滋(一般参加・ゼッケン:161)

晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行レポート             2012年5月24日
「自分自身を見つめ直す100キロ歩行」




 5月4日9時13分、脚(両ふくらはぎ)の痛みに耐えなんとか完歩することができました。
 サポーターの方たちそしては他の挑戦者の方たちにも支えられた感謝の心、さらには頑張れることができた自分自身のことを思うとゴールでは涙を抑えることができませんでした。
 昨年の盆休みに、娘が受験生だったので竜の口参拝を思いたちました。この山登りで熱中症になりました。体調不良だったせいもありますが自身の体力の衰えを痛感しました。

 ウォーキングを始めたのはこのことがきっかけです。
 エントリーしてからは1日一万歩をノルマに歩きました。
 毎日続けていると身体を動かすことが楽しくなり、歩かないと落ち着かない位になりました。

 そして本番。百キロはそんなに甘くないことを直ぐに痛感することになりました。私が特に苦しかったのはキリンのビール工場の前の登り坂から低温倉庫までの区間でした。途中湿布をリュックから出すことも貼ることも自分ですることができず、サポーターの方にやって頂きました。そしてラストの10キロ!まさに「足が棒」になるとはこう言うことか、立ち止まると歩き出すのが辛いので街中で信号に引っ掛かりそうになったらちょうど青になるタイミングで交差点に突入するように止まらない程度にゆっくり歩くようにしました。そんななか山陽放送のある最後の長い登り坂を前にした県庁通りで頂いた「イチゴ酵素」はもうコンビニに寄る気力も体力もなっていたのでナイスタイミングで本当に有り難かったです。

 サポーターの方たちはすでに今までに100キロを完歩されている経験をもとに説得力あるアドバイスや励ましの言葉をかけて頂きました。
 また途中で「お疲れさん!頑張りましょう!」などと言葉を交わした初対面の挑戦者の方々。そしてともに戦った4人の仲間達。本当にありがとうございました。
 ウォーキングの先輩で自らも出場したかった妻、共倒れになってはいけないとサポートに徹して完歩を陰で支えてくれた事に感謝します。

 このウォーキングで自分自身を見つめ直す事もでき、何よりも人間は支えられて生きていく者だと痛感しました。
 足の肉離れも治り、また1日一万歩を目安にウォーキングを始めています。