2012年 100km Walk

 
◆岸川 達士(岡山政経塾 11期生・ゼッケン:195)

晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行レポート             2012年5月16日
「晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行レポート」



1.始めに

 100km歩行は私にとって初めての体験だ。今年の3月から練習を始め、2ヶ月間で122km歩いた。減量に取り組み、5kg減となった。昨秋、右足第三指の腫瘍を取り除き、半年で走れるようになると言われ、100km歩行は楽しみであった。



2.閑谷学校を過ぎた下り坂にて

 年配の参加者とご一緒する機会があった。雑談の中で、『百年先の遺伝子に役立つよう、百年前の遺伝子に誉めてもらえるよう今を生きる、という歌詞に感動しました。』とのお話を伺った。大変心に響いた。



3.玉砕した83kmの壁

 83kmあたりで試練が待ち構えていた。着地の度に足裏が痛んだ。バス停のベンチで休むのを楽しみに、深夜の寒空を進んだ。平均時速は5.4kmから3.7kmに落ちた。
 90km過ぎに同期にがんばろうと暖かい励ましの言葉を頂き、奮起できた。大感謝である。ここからゴールまで、足への意識を外した。夜が明け、情けない姿を見せられなかった。



4.最後に


この大会は、本当に多くの方々の支えによって成り立っていることを感じた。大会運営に携わった全ての人々へ、表現しきれない程の感謝の気持ちで一杯である。大会後、家に帰ると100kmおめでとうのケーキがあった。この場を借りて、皆々様へ心からの謝意を表したい。