2012年 100km Walk
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◆大屋 徳寛(一般参加・ゼッケン:23)
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晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行レポート 2012年5月9日
「たかが100キロ、されど100キロ」
あせらず、気負わず、目の前の目標に向かって心も身体もきちんと準備をし、完歩という成果をきちんと残す。今回の100キロ歩行に申し込んだときから、私はこのことを心に決めて臨みました。
4月から丸和商事の社員となり、新しいスタートをきった中で、「100キロも歩けなければ、これからの丸和商事を背負ってなどいけん。引いては、今後の岡山の着物文化を護っていけん」と自分に言い聞かせ、「ここで俺が踏ん張らなければ、いつ踏ん張るんじゃ」とそう唱えながら歩いた19時間。守りたいものも守れず、掲げた目標も実現できなかったこの半年の不甲斐ない自分に反省し、どんなに苦しくなっても諦めの気持ちは絶対に持ちませんでした。『人の足を進めるのは希望ではなく意志、足を止めるのは絶望ではなく諦め』という言葉を胸に最後まで強い意志を持ち続けました。

さらに、この1度しかない100キロ歩行を楽しみ、「少しでも早くゴールする」を目標に本当に楽しく歩くことができました。楽という気持ちではなく、苦しい中でも心地よい風が自分を前に進めてくれる、そんな気分でした。だからこそ、スタートからゴールまでほとんど一人で歩いていても、心は常に温かいものであふれ、不安を感じることはありませんでした。だって、僕にはたくさんの仲間が応援してくれていたから。
事前準備から明確なアドバイスをくださった柳井社長、準備から練習まで付き合ってくれたかほり、沿道で心から励ましてくれた山田さん、秋山さん、林さん、上田さん、井上さん、多賀さん、あんでぃ、源ちゃん、波多さん、能登君、あえさん、布野さん、榎本さん、佳子さん、愛ちゃん、みなさん本当にありがとう!それ以外にも、声をかけてくださったり、様々なサポートをしてくださったりした皆様にこの場を借りて、感謝申し上げます。
僕の人生にとってこのイベントは小さなひとつの1ページに過ぎないかもしれない。これからもっと大変なことも苦しい事もたくさんあると思います。けれども、この100キロを通じて仲間に支えられることで、どんな困難にも立ち向かえそうな気がしてなりません。
けれどもスタート前は不安もありました。コース見学会に参加してないので道の想像がつかない。練習会もほとんど参加できていない。しかし、できていない事をならべ心配するのではなく、見たことのない世界を想像して、心を躍らせ、楽しみ、ゴールをイメージして自分で考えて立ち向かう。そうすればゴールできると信じてスタートしました。どんなに準備しても、問題は必ず起こる。そこでどう対処できるかだとつくづく思いました。
反省すべきことも、改善すべきこともありました。何といっても、柳井社長のベストタイムも越えていません。しかし、今は100キロ歩行を完歩できた自分自身を褒めてあげたいです。また、完歩できた自分を信じて、もっともっと前に進んで行きます。
「追伸」
5年後、改めて100キロに挑戦することをここに誓います。
自身の成長を確認するため、覚悟を試すため、責任を問うため、改めて歩きます。
人間として、男として、また経営に携わるものとして。
ここは、一騎打ちです。ガチンコです。勝負です。
尊敬するあなただからこそ越えたい。
勝負してください、柳井社長。
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