2012年 100km Walk

 
◆若松 挙史(一般参加・ゼッケン:249)

晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行レポート             2012年5月13日
「100キロはどれくらい長いのか?」



【はじめに】

 100キロという未知なる距離を歩く機会を与えてくれた岡山政経塾。準備・運営・片付け、声援などゴールまで導いてくれたサポーターのみなさま。そして、GWにもかかわらず出場することを快く許してくれた家族に感謝します。ありがとうございました。

 本大会に誘われ、「100キロはどれくらい長いのか?」「体験してみよう。」そんな気楽な気持ちから今回のチャレンジが始まりました。しかし、練習会に出られず、コースの下見もできず、ただ今までのレポートとルートをパソコンで確認してイメージするしかできず不安の中でのスタートでした。
 実際、100キロは長かったです。しかし、その長い距離と時間は、今の自分自身を見つめる良い機会となりました。また、サポーターの方の声援や笑顔に出会うと楽な気持ちになるなど、人とのつながりや人の温かさを感じる機会にもなりました。そして、岡山という地域を見て回る機会にもなりました。

 今、振り返ると良い思い出であり、楽しい100キロでした。そして、もう一歩自分自身が成長するための新たなスタートを与えてくれた大会でした。

 さて、私が大会にあたり準備したコト・モノは次のとおりです。



【荷物等】

○長時間になるので軽めに、足りなくなったら途中で購入を基本にしました。
 ・ 上着は、半そで、長袖、ビニールジャケット、ビニールポンチョ(雨天用、寒かったら防寒にもなる)と気温に応じて4段階に調整できるようにしました。
 ・ パンツは、半パンとロング。テーピング機能付きタイツは常時着用。
 ・ 靴下2足。1足途中で破れ、履き換えました。
 ・ 食糧は、アミノ酸系サプリとパン。おにぎりは重くなるのでコンビニで買って食べる。チョコなどは気温が下がった夜間から(溶けるので)購入して所持。
 ・ 水分は、500mlペット一本。コンビニや自販機があるので体調に応じて早めに購入。ちなみに昼間はスポーツ飲料、夜間はお茶にしました。
 ・ その他は、LEDライト、夜行タスキ、ルート地図、コールドスプレー、絆創膏、電池、ビニール袋、現金、保険証、携帯電話を所持。
 ・ 靴は、1足のみ。ランニング用のクッションが効いたトレーニングモデル。練習で数百キロ履いて違和感なかった、マメなどできなかったものを着用。
 


【練習】

 ○事前の準備、当日までのプロセスが一番大事と思います。体力や筋力の強化もありますが、練習による「できる」自信が距離への不安解消や歩行中のポジティブシンキングにつながりました。

 ・ 練習は週に2〜3回、3カ月以上。チェックポイントが10キロ毎なので1回に10キロ以上をおすすめします(練習で行けた距離だからなんとかたどり着けると思う事ができます)。週末など時間があれば20キロ以上を何度か体験できれば心にゆとりができるかもしれません。
 ・ 正しいフォームを意識して練習しました。一部に負荷がかかるようだと100キロはごまかせないと感じました。練習で膝や足首が痛むようだと厳しいと思います。



【ペース】


 ○景色を見ることができる。話すことができる。楽しいことが考えられる。自分に合った気持ちよく進めるペースで行きました。単独歩行になり勝ちになりますが、無理せずマイペースで気持ち良く進んだのが楽しく完歩できた要因と思います。

何か参考になれば幸いです。