2012年 100km Walk

 
◆高梨 直(岡山政経塾 7期生 サポーター)

晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行レポート             2012年5月15日
「2012年24時間100km歩行レポート」



5回目の100km歩行

 2008年に、岡山政経塾7期生として100km歩行に挑戦して以来、今年で5年連続5回目の参加となります。今年、改めて100km歩行のサポートをするにあたって、過去のレポートを読み返してみました。これまで、チャレンジャーとして2回、サポーターとして2回、100km歩行に参加しましたが、毎回新たな気づきがあります。
 岡山政経塾の1イベントである100km歩行を、広く一般の方に解放するという新たな試みが、どのように受け入れられるのかがいちばん気になることでした。当日、215名もの方が100km歩行に挑戦されることを聞き、大会が受け入れられたことに対する安堵と、多くのチャレンジャーの皆様に心からエールを贈る思いでした。また、多くの人が参加する県民大会となったことに、新たな責任を感じました。



より良い100km歩行のために

 今年はサポーターとして、19km地点のチェックポイントと、63km地点の誘導、そして99km地点の誘導の3ヶ所を担当させて頂きました。「100キロを完歩するには、『心』と『身体』と『物』の準備が必要」と記されていますが、これはチャレンジャーだけでなく、サポーターにも言えることだと感じました。ただ漫然とサポートするのではなく、どうすればよりよいサポートが出来るのか、次回の大会に向けて改善すべき点はないだろうかと、創意工夫しながらサポートしていく重要性を感じました。また、各人が感じたことを持ち寄って、次回の「晴れの国おかやま 24時間・100キロ歩行」を、より素晴らしい大会にするために、知恵を出しあっていかなければならないということを強く感じました。私たちがこれまでに積み上げてきた経験を、次につなげていく仕組みづくりが重要だと感じています。



感謝の気持ち

 試行錯誤で行われたという第1回2003年の100km歩行は、チャレンジャー15名、時間内完歩者4名だったと伺っております。そして、第10回目の100km歩行、初の県民大会となった今大会は、チャレンジャー215名、時間内完歩者139名でした。第1回大会から携わっている2期生以前の塾生の皆様はどのような思いで今大会を見ていらっしゃったのか、是非伺ってみたいです。毎年、100km歩行の時にしか会わない先輩方や同期の仲間、後輩塾生もたくさんいるので、100km歩行は、私にとって同窓会みたいなものです。改めて、縁あって岡山政経塾で学び、研鑽した仲間がいることを、とても嬉しく思います。今大会にご尽力いただきました皆様、大会の趣旨をご理解いただき協賛して下さった多くの企業・個人の皆様に、心よりお礼申し上げます。そして、チャレンジャーの皆様、サポーターの皆様に、心から拍手を送りたいと思います。やっぱり、100km歩行は、人生そのものです。