2012年 100km Walk
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◆義若 智康(岡山政経塾 10期生 サポーター)
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晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行レポート 2012年5月18日
「―― 改めて感謝した24時間 ――」
はじめに 私は、昨年塾生として100キロ歩行に参加させていただきました。その時は、ただ無我夢中で歩いておりました。その当時はたくさんのサポーターの方がどのような思いで、またどのような環境下でチャレンジャーをサポートしているのか考えたことはありませんでした。今回はそれを考える24時間となりました。又今回始めて一般参加も募集したにもかかわらず、大会がスムーズに行われたことについて100キロ歩行研究科でご尽力いただいたサポーターの方には取り分け厚くお礼申し上げます。
苦しかった練習会参加 私の100キロ歩行のスタートは、練習会でした。練習会の参加はとても厳しいものでした。昨年は、先輩方が仕事の時間を割いて来てくださるので無理してでも行かなければならないという気持ちがありました。
今年も昨年の恩返しをしたいという気持ちがありました。練習会は夜9時からで会場は自宅から遠くないのですが実際には参加する時間に間に合わせるのが大変でした。
私ごとですが特に3月・4月は特に業務が重なり取引先に夜10時あるいは11時までいることもありました。日中、ずっと外部に出ているので、事務仕事のために職場である玉野の事務所にどうしても遅くまでいなければなりませんでした。9時に間に合うには8時前に事務所を出発しなければならないのですが、その時間を守るのがなかなかできませんでした。同期も忙しい、自分だけではないと思いながら他のメンバーに大きな負担をかけてしまいました。練習会に欠席するたび、去年の先輩方の御苦労を実感したのでした。ですから来年も参加できる日は練習会に参加しようと思います。
他に気付いたことは、一般の方への練習会の周知だと思います。練習会の模様も撮影してアピールすべきではないかと思います。ただみんなと歩くだけではない、学びがあります。
受け身だったサポーター
今回、始めて一般参加がある大イベントになりました。それでも私は、班長の指示のもと動くことで役割ができました。これは、100キロ 歩行研究科の皆さんのおかげです。岡山政経塾の綿密な計画作成能力に驚くばかりです。さて、10期生の藤井さん、南君、瀧君は100キロ歩行研究科に参加されました。研究科の皆さんの100キロは本当に早くスタートを切られていました。感謝申し上げます。チャレンジャーは5月3日10時スタートですが、サポーターはそれよりも前から歩き続けているのです。そう思うと昨年は今年と状況が違うけれどまた感謝の念を強く感じたのでした。
来年に向けての反省点としては、ゴール近くのポイントです。夜中クレドビルに椅子を出して座っておりました。事前に防寒用品を準備しておりましたが、毛布が必要でした。
これほど寒いとは想像していませんでした。昼と違って真冬の寒さでありました。
その他では、リタイヤする人を見て感じたことがあります。確かに練習不足も原因の人が多いのでしょうが気持ちの問題もやはりあると思います。練習会の中に気持ちの持ち方についてのお話をする時間があってもいいように思います。歩く練習のついでではなく、それだけのために時間が必要です。
伴歩をして 私は、塾生の御主人の伴歩を担当しました。男性でスポーツマン風のしっかりした体格の方なので必要ないのではないかと思いました。私は山陽町で車から降ろされました。90キロ以上歩いてこられてさすがにお疲れのようでした。それでも「ゴールしたご自分をイメージしてください」と言って励まし続けました。私は、練習会で少しは歩いていたので10数キロ歩いても全く苦痛ではありませんでした。苦しみながら歩くチャレンジャーを横目にすいすい歩くたび、どう感じておられるだろうか気になりました。90キロ近く歩かれているわけです。「いやいや私も去年苦しみました」とか「同じように歩いてチャレンジャー兼サポーターでないと説得力ないですかね」等余計なことを一杯考えながらペースを苦心しながら歩きました。どんなペースにすればよいのか。24時間に間に合うように早く早くと気持ちが焦りました。少し早かったのではないかと思っております。
終わりに 今回一サポーターとして参加させていただきました。受け身サポーターではありますが本当にチャレンジャーに負けないぐらい大変なお仕事であると改めて実感いたしました。
こんなことならまた歩きたいと思いましたが来年今年の経験や先輩方のレポート、100キロ研究科のノウハウを学び、来年度10期生全員で素晴らしい大会になるべく今年に負けないいい大会だったねと言われるよう努力したいと思います。
事務局、100キロ歩行研究科の皆さま、サポーター、応援の方等、支えてくださった多くの方々に深く感謝とお礼を申し上げます。
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