2012年 100km Walk

 
◆小坂 和也(岡山政経塾 4期生 サポーター)

晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行レポート             2012年5月18日
「28時間100キロサポート」



(はじめに)

 振り返ってみると、フルサポートをさせて頂いたのは2008年以来4年ぶりだった。
 過去3年間、フルサポートは出来なかったが、時計ばかりが気になり、夜中に閑谷や吉永に行き、雰囲気を味わいながら、短時間サポートさせて頂いた程度だった。
 年々、100キロ歩行の中に自分の居場所が少なくなった気がして、昨年などは、もう僕の居場所がないな、この場所に来るのも今年が最後かな・・・などと思っていた。
 しかし、今年は一般の方が多数参加する県民大会となった、サポーターの人員も相当必要なはず、「御家の一大事」となれば参加しなければなるまいと、自分に言い聞かせた。



(5月3日 〜 4日)

 事前の打ち合わせ会に一度も参加できなかった、頂いたメールから自分に与えられた役割は理解していたつもりだったが、不安のまま、5月3日、午前6時45分、後楽園広場に行く、誰もいない・・・。
 気を取り直し、人の流れのまま、川原に行く、ここで政経塾の先輩・同期・後輩と久しぶりに会う、この人達に会うと、いつも楽しくなってくる。

 今回の僕の役割は、スタート時手荷物受取・31キロチェックポイント・ゴール地点のチェック・完歩証明書発行・ゴールテープ・手荷物渡し等で、パートナーは中国学園大学の一般サポーター・忠政鈴佳さんだった。
 5月3日は比較的、余裕を持って役割を全うしていたが、日付が変わる深夜12時頃、後楽園に戻ってからは、寒い中、チャレンジャーを待つ時間が長かった。
 午前2時10分、トップのチャレンジャーがゴール、それから、次々にチャレンジャーがゴール、僕と2期生・新田さん、中国学園の佐藤君・忠政さんの4人で、ゴールテープ・時間チェック・完歩証明書発行・バスへの案内・手荷物の渡し・応援の人達からの質問に対する対応等、慌ただしい時間が続く。
 特に応援サポーターが到着するまでの時間は、多くのチャレンジャーがゴールとなり、目が回る様な、大変な作業量だった。
 こんな状況のなか、パートナーの忠政鈴佳さんは、明るく・迅速に・そして正確に、役割を全うしてくれた、本当に彼女の人間性とスキルの高さに救われた、来年から社会人になるらしいが、彼女であれば、どこの職場でも信頼してもらえ活躍できるだろう。
 もしサポーターのMVP表彰があれば、僕は彼女に贈りたい。
 今回、忠政さんと数多くのチャレンジャーの方々に「完歩証明書」を手渡しました、嬉しそうに受け取る 皆さんの笑顔からエネルギーを頂いたから、僕も彼女も頑張れたような気がします。
 また、「3.11支援プロジェクト@岡山」の「こたつプロジェクト」の時、大活躍してくれた、「スーパー高校生」・9期生・高田君の義妹・川端茜美ちゃんが完歩してくれたのは嬉しい出来事でした、あの時、数年後に「岡山政経塾」に入りなさいと言った事を思い出しました、こんなに早く関わってくれて、良かったね。



(最後に)

 過去の大会と比較にならない、この大会を準備・運営してくださった事務局長・研究科を中心としたOBの皆様・協力して頂いた関係者の皆様に感謝申し上げます。
 サポートメンバーに加えて頂き、ありがとうございました、「3.11支援プロジェクト@岡山」に続き、自分の居場所を見つけた気分です。
 5月1日〜2日は仕事の関係で、ほとんど睡眠時間がなく、当日も28時間連続サポートと過酷な日程でしたが、心地良い疲れでした。
 今回の大会で、岡山政経塾生はさらに連帯・結束を強めたものと確信します。
 関わったすべての皆様、ありがとうございました、そして、お疲れ様でした。