2012年 100km Walk

 
◆難波 宏行(岡山政経塾 7期生 サポーター)

晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行レポート             2012年5月21日
「チャレンジャーからの贈り物」




 今回の24時間100q、一般参加者を含む岡山政経塾の行事となりました。第一に良かったことは、無事故での閉会を迎えられたこと。チャレンジャー、サポーター問わずすべての方々の最善がこの結果を生み出し、同時にその一端を担えたことをうれしく思った。

 私は、58q地点の閑谷緑緑地公園の担当、夜になり、日が変わったあたりまでチャレンジャーの皆様と向き合った。特に印象深かったことはリタイアを申し出る一般参加のチャレンジャーに対しての接し方であった。塾生と違い無下に拒否はできず、ほぼすべてのリタイアを受け入れたが、終盤に一人の方がリタイアの決断を考えている場面に出くわした。その方の状況や思いを聞いたうえで、私の考える24時間100q歩行の想いや魅力を話した。その時「よし、70qまで歩くか」と立ち上がった。うれしかった半面、それまでリタイアを軽率に受け入れすぎていたのでは、と反省をした。エリアとして58q〜70qまでの持ち場だったので、その方が70qリバーサイドにたどり着くところに立ち会えた。そのとき交した固い握手はとても思い深く感動した。

 そこから、90q地点まで車を走らせる。80q地点から、チャレンジャーの列が永延続く。
 昨年、チャレンジしたことをふと思い出し涙腺が緩む。それぞれの目的や目標を達成しようとするチャレンジャー。そのために今、その瞬間、力を振り絞って足を前に進める。今を一生懸命生きている人こそ、成果を得ることが出来ると改めて確信した。

 チャレンジャーの皆様、運営に携われた方々、24時間100qに関わるすべての方に感謝です。