2012年 100km Walk
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◆金関 拓海(一般サポーター)
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晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行レポート 2012年6月2日
「100キロ歩行を終えて」
今回の24時間100キロ歩行は、前回と違う視点で見たいと思い、サポーターとして志願しました。去年の自分は、サポーターをはじめ100キロ歩行に関わった全員のおかげで完歩することができました。そのため、去年してもらったことと同じことを今度は自分が、歩く方全員にしたいと思い、またチャレンジャー全員に完歩してほしいという気持ちでのぞみました。
まずスタート地点でチャレンジャーの人をみると、まさに去年の自分を思い出して緊張しました。そして自分のポイントに移動してから車道を横断するところの誘導をしました。チャレンジャー一人一人に「頑張ってください」と声をかけておくりました。
次に35キロ地点に移動して信号のところの誘導をしました。どうすれば少しはチャレンジャーの方が楽になるか考えました。そして信号の下で待つのではなく、チャレンジャーの方が見えたら歩いて迎えにいき、信号の横断の説明をしながら信号まで一緒に歩き、「がんばってください」と応援し送ることにしました。とにかく自分でいいと思ったことを実行してみました。
そして伊里漁協の炊き出しへ移動しました。それまでは笑顔だったチャレンジャーもきつそうな表情に変わっていました。移動中はとにかく「がんばってください」と一人ひとりに声をかけました。
最後は90キロのCPに移動しましたが、さすがにここまでくると苦しそうな歩き方のチャレンジャーが多く、残り10キロをがんばってほしいという一心でした。そして85キロくらいのとこへ戻り、ここから川端さんの伴歩が始まりました。去年の自分は井上さんの伴歩やみんなの応援があったおかげでゴールできました。井上さんから伴歩のコツを聞きましたが、僕の伴 歩しだいで川端さんの完歩がきまるのかと思うととても緊張しました。ところが、川端さんが予想以上に元気で、去年の自分と比較し、特にキリンビールからはまったく元気もなく最後までリタイアを考えながら歩いた自分が恥ずかしくなりました。とにかく去年の自分を思い出しながら、相手のペースに合わせ歩きました。途中みんなに会うたびに「絶対歩かせろよ」と言われ、プレッシャーを感じましたが、川端さんがゴールしたときは自分のことのようにうれしかったです。とにかくおめでとうという気持ちになりました。
今回初めてサポートをして、サポーターの難しさもわかりました。苦しそうに歩いているチャレンジャーの方を見ていると心がいたくなりました。かける言葉にも悩みました。ただ、事故なく無事に100キロ歩行を終えることができてよかったです。100キロ歩行はチャレンジャーもサポーターも多くのことを学ぶ機会だと思いました。
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