2012年 100km Walk
|
|
◆磯本 厚美(一般参加・ゼッケン:58)
|
晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行レポート 2012年5月6日
「晴れの国おかやま 24時間・100キロ歩行」レポート
毎夜、1時間ウォークを自分に課して2か月、お天気に恵まれた両日、なんとか100キロを歩き切ることが出来た。「やれば出来るもんだ。」というのが一番の感想。メールやハガキで励ましてくれた友人に、笑顔で報告できたことが何よりうれしかった。
当日、出発から10キロ地点までは、なんとか先頭集団について行った。しかしその後がいけなかった。早くも足先に痛みを感じ、ペースを落として歩行、何十人にも抜かれた。それでも頑張れたのは、抜き際にかけられた優しい一言、「大丈夫ですか?」「頑張りましょう!」のおかげかもしれない。スタッフやサポーターの皆さんからの声かけも、随分と励みになった。特に夜道、迷いそうな地点には必ずサポーターさんが立っていて、「お疲れ様、今○○キロ地点ですよ。次のチェックポイントまでもう少しですから頑張ってください。」の言葉に元気が出た。巡回する車の中からの声援、沿道から飛ぶ励ましの言葉、くじけそうになる心を立ち直らせてくれたのは、いつも人々の温かさだった。
今回のチャレンジで、失敗した点が3点ある。大きすぎるリュックサックと不要物、日中の暑さ対策、そしてこれが一番の失敗なのだが、シューズの選び方。まずリュックサックは、「肩に負担のかからない小さなものが良いですよ。」と聞かされたときにはもう購入済みで、「夜は冷えますよ。」の忠告で入れておいた防寒着は使わず、終盤肩の痛みに泣かされた。そしていつも夜歩いていたため、日中の暑さを甘くみていた。300ミリのペットボトル飲料水を6本は飲んだだろうか、それでも喉の渇きは癒えず、しだいに食欲もわかなくなった。そして最後、シューズの選び方。自分なりに考えて、おすすめのメーカーの1サイズ大きいものを選んだのだが、10キロを過ぎた地点で足先が痛くなったことから、どうも失敗だったようだ。専門のお店で、きちんと採寸して購入すべきだったと反省している。
良かった点はいくつかあるが、昨年の100キロ歩行経験者からの助言が一番役にたった。「長く休んだら歩けなくなるから、休憩は短めに。」「風が強いので、帽子が飛ばされない工夫を。」「ランニングタイツは効果がある」等々、従ったおかげで、かたつむりのような歩行でも時間内に到着することが出来た。ただ、「コンビニは混むので小さなおにぎりをいくつか持参」に倣って用意したおにぎりは、昼食でしか食べれなかった。日中の暑さで食欲不振、夜はパンを、朝は甘いものをコンビニで買って食べた。距離を進めるごとにチャレンジャーはバラバラになるので、コンビニに大勢が集うという心配はあまりない。用意するのは1食分だけで、その後は自分の体調に合わせて購入すれば良いのではと思う。
何はともあれ、100キロを完歩出来たことに満足している。これからも、やってみたいことにはどんどん挑戦していこうと思う。そして来年の5月には、岡山政経塾の皆様、サポーターの皆様への感謝の気持ちを込めて、サポーターとして、チャレンジャーを見守り励ます側に立ちたい。
|
 |
|