残念なことに100kmを完歩することができませんでした。60kmの閑谷学校までは順調に歩みを進めていましたが、その後の閑谷学校からの下りにて足を負傷してリタイアとなりました。70kmのリバーサイドでは、多くの人が集まっており、もう歩けないと言う私に様々な言葉をかけてくださりました。あの時に飲んだ豚汁が非常においしかったのを覚えています。右足の小指の爪がはがれてしまった私を勇気づけてくれ、もうリタイアしようと考えていましたが、リバーサイドから出発することができました。その後、土手沿いを歩いているときにリタイアすることになりましたが、諦めそうになった時に何とか歩き始めることができたのは、今思い返しても周りの人の応援があったからであり、自分自身でも頑張ったと思います。
この100km歩行で得られたものを考えてみると限界を迎えたと自分で思っても、もう少しくらいなら踏ん張れると思えたことかなと思います。100km完歩した人がどのような学びを得たのか非常に気になります。
まだ痛みが残っているので、来年もチャレンジだとはなかなか前向きに考えられない状況ですが、次はもっとしっかりとテーピングなど準備してから挑みたいと思います。