2003年 100km Walk

 
◆山田 浩三(岡山政経塾 二期生)

100キロ歩行


 5月2日、午前6時35分。二期生の看板娘である新田さんを拾い、後楽園へ。
 まだ5月になったばかりだというのに、昼間の暑さを予感させる中、一期生の皆さん、幹事の皆さん、サポーターの皆さんが続々と集合しておられました。
 本当に白装束とスーツ姿で来られるとは、やはり一期生はタダモノではありません。
 ただ、私の場合8時の出発から17時までという時間帯しか参加できなかったため、歩行する皆さん、サポーターの皆さんの苦しい時間帯を経験しておりません。
 このあたり負い目を感じており、感想が述べにくいところであります。腰掛サポーターであっただけに述べる資格があるのかと、いまだに悩んでおります。
 そして、がんばっている皆さんのことを考えますと、さすがに、2日の夜はなかなか眠ることができませんでした。
 翌朝は5時前に家を出て後楽園に向かいましたが、すでに森脇さんがゴール間近との連絡をいただきました。肝心なときにサポーターとして参加できなかったことが、あらためて悔しさとして心に甦りました。



 完走した4人の皆さんのゴールを目の前で見て、やはり感動するものがありました。
 体力も気力も限界を超えているはずですから。
 中にはゴールしても余裕のストレッチと歯磨きに洗面所まで走っていくというツワモノもおられましたが、やはり100`はシンドイ行だなと感じました。
 100`完走された皆さんは達成感を、残念ながらリタイアされた皆さんは心の中に完走者に負けない重さのドラマを持ち帰られたことと思います。
 一部でも参加できたことは貴重な体験となりました。

 なにより、北川さんをリーダーとする皆さんの準備、一平くんまでという万全の体制作りに敬服しました。
 さて、二期生がメインとなる来年はいかなる展開となることでありましょう。



 最後に、私は両膝を2回ずつ手術しており、街中のトイレチェックを最初に済ませておかないと、安心して行動できないというヤツであります。不自由な方が気楽に出かけられる街づくりが目標なのですが、来年は可能な限り、挑戦をしたいという気概で一杯となりました。
 100`に挑戦できるという、まだ健常な身体に感謝したいと思います。
 森脇さんに負けないおっさんパワーを見せなくてはと、トレーニングが始まりました。