2008年 100km Walk

 
◆仲達 大樹 (岡山政経塾 6期生)

岡山政経塾100km歩行レポート
「歴史という財産を守るために〜」




歴史とは大切な財産であり、守るべきものであるが、同時に作る事もしなければ、文化は止まってしまう。

絶え間なく流れ続ける偉大な時間は常に若い力を必要としている。私はこの言葉をふと入ったご飯屋さんで目にした。



岡山政経塾の伝統行事24時間100キロ歩行。初参加であった去年はチャレンジャーとしての学びを多く得ることができました。

目標に向かうための準備と努力、辛い時こそ踏ん張る力強さ、仲間との絆、そして感謝の心。これらは、自ら体験し学んだ私の財産であります。

あの経験は私にとって人生の分岐点になりました。

あの経験があったからこそ岡山政経塾を卒業出来たのだと思います。

そして、私はあの経験の大切さをチャレンジ後常々噛み締めています。



100キロ歩行の体験談をたくさんの人に話ました。その度にもう一度挑戦したい?と聞かれます。迷うことなく、「二度と挑戦することはありません。」と返事をしてきました。しかし、今回、サポーターと参加し、さらに多くの学びを得ることができました。チャレンジャーとして参加することでの学び、そして、代々引き継いでいかれるサポートという大切な役割。その伝統を大切に思い、次の世代にバトンタッチする。どの立場でも、参加者一人ひとりが岡山政経塾を愛する熱い気持ちを持ち、同じ目標に向かっている様は私にとってチャレンジャーの時より遥かに刺激になりました。しんどいから踏ん張る。守るために志が一つなる。このように歴史は引き継がれて行くのだと感じました。果たして岡山政経塾に入塾していなかったらこのように学び、考え、思う事は出来なかったと思います。私はあと10年後、40歳のときにもう一度100キロ歩行に挑戦します。



私は、これからの人生のなかで挑戦していく事の大切さを学ぶことができました。出来ない言い訳を考えず、出来るためにどれだけ工夫するのか。

自問自答を繰り返しながら、始まりは小さな一歩からでも歩き続けることで強くなれるということ学びました。10年後の挑戦に私は何を教えてくれるのだろう。そして何に気づく事があるのだろう。とても楽しみです。そしてサポートという経験をしたことで、実践していることがあります。それは会社のトイレ掃除です。今、私が勤めている会社のトイレはピカピカです。これを続けることで見える景色が変わりそうです。



このように今年も学んだ事がたくさんありました。岡山政経塾、幹事の皆様、OBの先輩方、同期のみんな、7期の皆様、最高のドラマをありがとうございました。何よりもよき友人でもありよき先輩塾生である源サポート隊長、最高に輝いていました。たくさんの刺激をもらいました。ありがとう。