2009年 100km Walk

 
◆金関 圭子(岡山政経塾 4期生)

岡山政経塾100km歩行レポート
「5回目の100キロ参加を終えて」



 連休の予定はやはり、この行事に尽きてしまった。今年は友人を巻き込んでサポートの一員として参加させていただいた。

 まずは事故なく行事ができたこと、だから来年も継続できることが、サポート全体の大成であった。年々蓄積されるノウハウがあるにしても、極限の状態のチャレンジャーを安全に導くことは並大抵ではない。準備と片づけに邁進されたサポート隊の皆様本当にお疲れ様でした。
そして私にとっての大収穫は、若い隊長の目覚ましく成長していく姿と隊長を支えるスタッフの連携を目の当たりにさせていただいたことである。色々な見方があるかもしれないが、隊長は昨年自ら隊長として名乗りをあげたときから終始「信念」を持っていた。そしてタイムぎりぎりのチャレンジャーに対して、彼は「決断」した。それを受けてスタッフは体と心を動かした。疲れきった脳内に電撃が走る光景であった。

 100人いれば100種類の様の100キロ歩行であると思う。ある人には努力した分の達成感を与え、またある人には人の優しさを与え、自己のふがいなさと反省を見せつける。忘れてならないのはこの100キロ歩行を通し、何が今の自分に与えられたのか、「常に感じることのできる心」を持ちるづけることだと再認識した。

 最後に、友人の後輩の堀さんは、内心「無理では?」という予想を見事に裏切ってゴールされ、夕方のニュースもすっきりした表情でこなされた。激務の中での決意と準備は相当なものであったと思う。心から敬意を表したい。参加してくださってありがとうございました。