2009年 100km Walk

 
◆安木 進(岡山政経塾 5期生)

岡山政経塾100km歩行レポート
「折れないチャレンジャー」




 リタイアした一昨年、ゴールした昨年に続き、今年の100キロ歩行もまた、心の大切さを教えていただいた100キロ歩行でした。

 「午前4時49分、吉永ローソン、古賀さん、通過」チェックを入れた後、痛みで歩くことすらままならないチャレンジャーがスタート時の何分の1かの速度で、それでも顔は前を向いて歩き続ける姿を見て心の大切さを改めて思い知りました。

 また、同期の源くんが再チャレンジしていましたが、ゴールにたどり着くことができませんでした。後楽園に戻る車の中で「来年こそ完歩する」と言ったのが印象的でした。彼もまた心折れずに前を向き続けている強い心の持ち主だと感じました。
 源くんのチャレンジから、100キロ歩行は一度完歩できたからといって二度目も完歩できるとは限らないことを教えていただきました。昨年完歩してから自分は強い心を持ち続けてきただろうか、心を鍛えることを止めてはいなかっただろうかと反省しています。自身の未熟さを感じた2日間でもありました。

 最後に、毎年感動と学びを与えてくださいます岡山政経塾と、100キロ歩行に関わった全ての皆様に感謝を申し上げます。