2010年 100km Walk
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◆木下 龍太郎(岡山政経塾 5期生)
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岡山政経塾100km歩行レポート
「24時間100km歩行レポート」
<自信と不安>
平成22年5月2日、4年ぶりに後楽園をスタートしました。その時は不安は一切なく、穏やかな心の状態でした。その自信はやはり4年前に完歩したという事、その当時の“もう二度と歩きたくはない”、という思いは忘れてはいなかったのですが、“また歩いても、歩けるだろう”、といった勘違いがありました。その勘違いに気づき始めたのは、歩き出して10時間ぐらいたった頃でしょうか、備前体育館の辺りで日が暮れかかっている状況で(4年前に比べて2時間以上も遅れていた)、サポーターの方から「しんどそうやな〜」、「大丈夫か?」といった声かけがありました。4年前と比べて足も痛くなっているし、これはもしかしたら良くない状況なのではという不安が少しずつ湧いて出てきました。
<約束と決意>
最初の後楽園からずーっと一緒に歩いてくれて、50kmの地点で僕が足にテーピングをしている間(Tさんのこのテーピングで残りの50kmが歩けました。)も待ってくれていた同期の源さんの存在が大きかったです。50km以降は自分のペースが思うように上がらず、源さんのペースについていけず1人で歩いていたときもありましたが、最後は一緒にゴールをしようという約束を守る為に、何とか離されないでついていこうという思いと、どんなことがあっても絶対に歩ききるという決意が、ぼろぼろの体を動かしていました。
<生かされていることに感謝>
今回は、サポートの経験があったので、サポーターの皆様にはなるべく迷惑をかけないように歩こうという思いがあったのですが、本当にお世話になりっぱなしでした。スタート時に西原幹事より100km歩行は人生に似ているというお話がありました。自分の力だけでなんとかやっていける、もちろんそういう時もあるかもしれないですが、自分は周りにいるみんなに支えてもらって生きているということを改めて実感しました。伴歩して戴いたり、暖かい言葉をかけて戴いたり、バナナを買ってくれたり本当にありがとうございました。
最後になりますが、24時間100km歩行に関わられた皆様、本当にありがとうございました。次回からは、サポートに専念したいと存じますので、よろしくお願いいたします。
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