2010年 100km Walk
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◆西江 行平(岡山政経塾 7期生) サポート隊 副隊長
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岡山政経塾100km歩行レポート 2010年5月16日
「2010年度100歩行レポート」
1.2010年度100キロ歩行
今年は副隊長として、伊里中ローソン以降から藤野交差点までのエリア責任者の役割をいただきました。私は、エリア責任者として以下のような動きを考えていました。
最初に各ポイントの担当の方が着任するタイミングで現場へ向かい、着任の確認、および対応のお願いを行います。そしてその後は、最前のポイントに戻り、最後のチャレンジャーが通ったあと、そのチェックポイントを閉鎖し、次のチェックポイントに進むという動き方です。
最初の着任の確認、および閑谷学校ではこの動きをしていましたが、閑谷学校以降は、最後尾のチャレンジャーについて回るよう指示があり、少し動きは変わりましたが、臨機応変に対応でき、よかったと思います。
何より、2010年度の100キロ歩行も事故やトラブルもなく、無事に終わってよかったです。
この大きなイベントが毎年、無事に終わっているのは、サポータのみんなが、24時間100キロ歩行の目的(24時間内で100キロを無事完歩する事)を共有し、それぞれの持ち場で、自主的な動きをしているからだと思います。
私が担当したエリアでは以下の皆さんにご協力いただきました。閑谷学校を担当していただいた藤井さん、小河原さん、夕食もとらずにがんばっていただき、ありがとうございました。吉永炊き出しを担当していただいた春名さん、高梨さん、炊き出しのおばさま達を盛り上げていただき、ありがとうございました。藤野交差点を担当していただいた本村さん、岩井さん(と岩井さんの会社の方)寒さの厳しいポイントでじっとチャレンジャーを見守っていただき、ありがとうございました。
また、チャレンジャーへの集金、写真撮影を担当していただいた采女さん、色々お願いしたにもかかわらず、全て快く引き受けていただき、ありがとうございました。
最後に隊長、サポート委員の皆さん、事前の準備、ならびに当日の対応、ありがとうござました。
24時間100キロ歩行の参加は今年で3回目です。1回目はチャレンジャーとして参加し仲間のありがたさを学びました。2回目は伴歩を行い、頑張っている人は、人を巻き込み、応援させてしまう、見えない力を発信しているということを学びました。そして3回目はサポート委員として参加し、目的・目標を共有することの大切さを学びました。
2.人生と100キロ歩行
西原幹事がスタート前のお話で、「100キロ歩行は人生だ」と例えられました。そのお話から、次の2点のことを思いました。
ひとつ目は、輝く人生についてです。私が、100キロ歩行で一番好きな光景は、チャレンジャーが一番輝いて見えるゴール手前の光景です。旭川の河川敷を歩いてくるチャレンジャーに向かって手を振ると、満面の笑顔で手を振り返してくれます。その表情は、100キロを歩き終えようとしている達成感、自信、喜びなどに満ちた、何とも言えない表情であり、私はこの表情が大好きです。
これを人生に置き換えると、人生最後の時に満面の表情で迎えられるためには、目的・目標を持って、諦めずにゴールを目指すことが必要なのだと感じました。
そして、この人生の目的・目標、に向かって心、体、物の準備を行った人のゴールは輝かしいものになるのだと思います。
もうひとつは、痛みとの付き合い方についてです。100キロ歩行をしている時、足が痛いのは当然のことであり、この痛みとうまく付き合いながらゴールを目指します。人生にも痛みは付きもので、この痛みから逃れることはできません。人生の痛みも、まず受け入れ、それからどう付き合うのか考え、歩んでいくといった考えが必要なのだと感じました。そういう意味で100キロ歩行は、私たちに生きる勇気や知恵を与えてくれるものであったようにも思います。
3.朝日は元気を与えてくれる
夜明け前は、暗くて、寒くて、私たちの元気を吸い取っていく感じがありました。しかし、夜明けは、明るく、温かく、私たちに元気を与えてくれました。そして、私たちは、太陽から多くのエネルギーをいただいていることをあらためて感じました。
そんな思いから、今回は、思わず朝日の写真をとってしまいました。今後、何か落ち込んだ時には、この朝日の写真を眺めてエネルギーをいただこうと思います。
以上
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