2010年 100km Walk
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◆丹生 孝憲(岡山政経塾 6期生)
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岡山政経塾100km歩行レポート 2010年5月
「4度目の100km歩行。」
今年も、ゴールデンウィークがやって来た。私が、100km歩行にたずさわり出してから、4回目を迎える。今回は、備前体育館40kmのチェックポイントでサポートさせて頂いた。
3年前、チャレンジャーとして挑戦したとき、私はこのポイントで、「ここでやめよう。」と思った、未知の領域の入口と体感したポイントだ。しかし、サポートして頂いた先輩方の声援、熱いサポートを受けて、改めて折れた心を立て直すことの出来た思い出ある大切なポイントだった。
備前体育館にあまり行く機会が日ごろ無いため、行く途中1時間ほど道に迷った。これは迷うことなど考えていなかった、自分の過信であった反省すべきである。
このポイントでチャレンジャーの顔を、全員拝見させてもらったが、皆すばらしい顔をしていた。疲労した顔、泣き出しそうな顔、ただ下をぼっーと見つめてる顔、そこにある表情は、一つの目標にひたすら向き合う顔であった。
昨年、時間内完歩出来なかった8期生の三島さんに、同期の川口さんが、マッサージをしていたときの三島さんの、「い、痛いー。」と、何度も叫びまくる声に圧倒されました。
変な意味ではありませんが、なんだか三島さんの出産に立会っているような気がしました。それだけすごい迫力でした。
9期の野田くんは、家族応援団がポイントで待っていた。お父さんが到着すると子供たちは喜んで疲れきって座る野田くんに、頭から飛びついていた。いや、飛び掛っていた。
心温まる家族の風景だが、無邪気な応援団のサポートは、疲労困憊の体にはむごいと思えた。夜7:00には全員通過し7:30頃には片付も終了し、私の100km歩行は終了したが、今年も心が洗われた一日だった。
今年、私は何のために100kmに参加したのか考えてみる。
「一人でも多くの人に完歩してもらいたい。」
「頑張っているチャレンジャーに声援を送りたい。」
自分も大変だったから、同じ体験をチャレンジしている人は、ほうっておけないと言う思いだったと思う。どんな事でも、一生懸命取組むことの素晴らしさを今年も体感した。
事故無く無事に終了した2010年100km歩行に、感謝します。
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