2011年 100km Walk
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◆新田 祐子(岡山政経塾 2期生)
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岡山政経塾 100km歩行レポート 2011年5月9日
「8回の参加、2度の挑戦、6回のサポート」
1.はじめに
今年で岡山政経塾も10期生を迎えた。
私は2期生で、入塾当初21歳だったが今年で29歳。
8年前、入塾直後の懇親会で小山事務局長から「おい、GWに100キロ歩くんだよ。お前も歩け」と言われ、100キロ歩くと言われてもぴんとこないけれど何か恐ろしいものを感じ頑なに歩くことを拒否した私は3日前に取得した運転免許証と若葉マークを携え、サポートとして2003年5月3日AM10:00後楽園に行った。第一回大会はピクニックと未知との壮絶な挑戦の混同したものであった。全てが手探り、ノウハウもない、もちろん今のような確立したサポート隊なんてない、完歩できるのかどうかもわからない、あるのは100キロのルートのみ。そんな状況でのスタート。リタイヤするのが当然の中、4人の塾生がゴールした。全てがドラマであり、感動であった。そこから1回を除き(司法書士試験直前ということで欠席)、全て参加してきた。2度の挑戦(内1回リタイヤ)、6回のサポート。それでも毎年違った感動があるから100キロ歩行って素敵だ。
2.なぜ歩くのか・なぜサポートするのか
なぜ歩くのか。
人のためではない、自分のために歩くのだと私は思う。他人から理解してもらえなくてもかまわない。
「限界を超え、未知の領域に挑戦し、勇気と精神力を養う。」
単調な日常の中であえてこんなに苦しいことに挑戦できるチャンスがあるなんて貴重だ。
なぜサポートするのか。
小山事務局長が10キロチェックポイントでつぶやいていた。
「入塾式や卒塾式より100キロ歩行の方が人が集まるんだよ」
毎年毎年私がGWに徹夜してサポートするのは、あんなに苦しい思いをして頑張っている人たちを放っておけないから。今回、サポーターリストには入っていないけれど、やっぱり放っておけないからと駆けつけたOBもいた。100キロ歩行は岡山政経塾入塾最初の天王山であり、今までの大会に参加したほぼ全員がその限界を超えた苦しさ、達成感を知っているので、応援したいOBOGがたくさん集ってくる行事だと確信した。気持ちはみんな一緒だ。
3.最後に
ボロボロの人が真っ暗な夜道を歩き、徹夜の人が運転しながらサポートする大会全9回が無事故で終わっていることが奇跡に感じる。小山事務局長、西原幹事、サポート隊、チャレンジャー、ご家族、ご友人、道端で出会った応援してくれる人…全てに感謝。来年も力になれることがあるのなら協力したいと思っている(できれば5年連続伊里中ローソンで)。すがすがしい感動を、団結を、勇気を、ありがとうございました。
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