2013年 100km Walk
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◆岸川 達士(11期生・サポーター)
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晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行サポート・レポート 2013年5月18日
「感謝の気持ちを言葉に」
1.はじめに
私は昨年はチャレンジャーとして、今年はサポーターとして参加させて頂きました。今まで私は、マラソン大会などで参加することは数多くあっても、サポートする側として携わったことがほとんどありませんでした。支える人たち側のことを学ぶことで得られることはとても大きいと思い、昨年からの会議に出来る限り出席しました。
2.当日
当日、コース誘導の前半地点と同じく後半でもコース誘導地点を担当させて頂きました。担当の中で特に心がけたのは、任務の堅実・着実な遂行と報連相でした。自分がもし班長であったとしたら、という視点で報連相を細かく行いました。自分ともう一人の担当者の着任予定時間、着任時間、離任時間はもちろんのこと、最後尾と思って離任連絡して次の地点に移動しようとしたらまだ最後尾を歩く方々が来た事、など現場で目にしたこと、耳にしたこと(一般チャレンジャーの方からのご意見)、感じたことを漏らすことなく伝えました。班長の方々には細かすぎだよと思われたかどうかわかりませんが、事あるごとに伝えていたことで、情報の共有が行えたと思っています。ただ反省すべき点は、後半の地点で私の携帯が繋がらないことがあり、班長からの連絡を取れないことでご迷惑お掛けしてしまいました。大変失礼致しました。
そして伴歩する、という岡山政経塾ならではのサポートが出来る機会に恵まれました。91,2km地点を歩かれているチャレンジャーの方と一緒に8時頃から一緒に歩き始め、100kmのゴール地点までは行けませんでしたが、95kmあたりの半田山植物園駐車場入り口手前まで、24時間完歩をサポートさせて頂きました。
当初、チャレンジャーの方のペースで一緒に歩いていました。しかし直ちに伴歩の地点に運んで下さった九期井上さんより「24時間でゴールできるようにサポートをするために歩いているのだから」というお話を電話で頂きました。私は一緒にいるだけで勇気を与えられますよ、と昨年チャレンジャーで伴歩を受けた吉田さんから話を伺っていたので、すっかり目標を見失っていました。やはり他の方から話を頂くことで気付かされることが本当に多いものだとこの時も教えて頂き、お礼を言って電話を切りました。その後は、チャレンジャーの方の出場への思いと体の様子をお聞きしました。24時間以内にゴールしたい、とのことだったので時間配分などをお伝えし進み始めました。しかしながら、足がうまい具合に進まないのが古傷によるものとのこと。それも半年も入院されたとのことで、チャレンジャーの方が前へ進みやすいムード、疲れが取れるようなちょっとした言葉のやり取りなどを考え、24時間の10時まで歩き続けるサポートに徹しました。
途中地点のサポートの皆様の声援も頂き、お蔭様で午前10時を迎えることが出来ました。チャレンジャーの方と道端に一緒に座り、お願いした迎えの車(石川さん、お迎え有難うございました)をお願いし、その待っている間に色々なお話を聞くことができました。ツーリングのこと、手術のこと、インナーマッスルのこと、今回チャレンジされたきっかけなど、居酒屋に居る以上に話が弾みました。そしてご本人から来年も出てゴールしたい、とのお言葉を頂き大変嬉しくなりました。お礼の言葉をしっかり伝えて河川敷でお別れしました。
3.おわりに
大会の準備段階から大してお役に立てず申し訳気持ちで一杯でした。しかし当日の伴歩の機会を与えて下さってなんとかお役に立てたかな、とホッとしました。通り過ぎるチャレンジャーへの一瞬の声援を大切にするサポートの大事さと、そしてこの大会独特の伴歩というとても感動的なサポートに多くの学びを頂きました。チャレンジャー・サポーターの皆様、100km研究科の皆様、OBの皆様、幹事や関係者の皆様、そして小山事務局長には本当にお世話になりました。有難うございました。
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