2013年 100km Walk
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◆左子 敏憲(11期生・サポーター)
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晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行サポート・レポート 2013年5月19日
「サポーターの役割と責任」
・はじめに
100km歩行を通じ、豊かなスポーツ文化を創造し、心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。
『100km歩行を愛するファミリーを10年後1万人にする。』
『20年後ファミリーを10万人にし、国際大会を開催する。』
そんな夢を抱きながら、今年はサポーターとして参加しました。昨年同様、岡山政経塾最高のチームプレイを実現するため、サポーターとしての役割と責任を果たすことに全力を注ぎました。
・本論
本番前、11期生の役割はチャレンジャー募集・練習会でした。参加人数目標500人。
途中無理だと言われた時期もありましたが、政経塾全員の協力であと1歩のところまで迫り、卒塾式当日も仲間とチラシを配った甲斐がありました。
『挑戦する勇気は仲間をつくる』
練習会は岡山、倉敷で開催しました。どちらの練習会も参加者の練習量と意識レベルが高く、先導役は大変でした。でも参加者の方との出会いや楽しい会話が疲れを吹き飛ばしてくれました。また、参加者同士で情報交換をされ、そこから知り合い、仲間になっていく光景が練習会で多く見受けられ、挑戦する者同士の繋がりを感じました。
『経験に勝るものなし』
大会当日、10km〜20km地点で誘導しました。練習会参加者の顔が見えるとついつい声が大きくなります。そんな最中、まさかのリタイヤ者続出。準備万端のはずがサポーター未経験の私は右往左往。先輩に助けてもらって何とか無事対処することができ、経験豊富な先輩は本当に頼りになりました。
『岡山政経塾・伝統の伴歩』
次は93km地点での夜間誘導でした。チャレンジャーの笑顔は消え、1点を見つめながら痛々しく歩いていきます。夜明け前、突然携帯電話が鳴りました。
「左子くん、これから伴歩!」
「えっ、いきなり無理です。誘導が忙しいです。」
「迎えに行くから・・・プープープー。」
迎えに行くとは・・・どういう意味か理解できませんでした。車に乗ると戻ることなんとリバーサイド付近。ゴールまで30kmもある。最初、座り込んでいるチャレンジャーに付き添いましたが歩行継続困難な状況でした。私またまた右往左往。先輩に助けを求め、リバーサイドまで搬送しました。
次に足を引きずりながら歩いているチャレンジャーの方に付き添いました。社員研修の一環として参加され、経営者・社員の方が何人も応援や伴歩のサポートをしてくださいました。残り40分、セブンイレブン瀬戸に到着。リタイヤバスを無視し、24時間挑戦し続けました。諦めずに歩き続けた。もう言葉はいらない。
『結果がすべてだと人はいう。』
『しかし、諦めずに挑戦し続けることはゴールすることより難しい。』
5月4日午前10時、83k地点で24時間100k歩行は終了を向えた。
後楽園では歓喜や喝采に包まれていることだろう。感動の瞬間はゴールだけではない。
100km手前のいたるところで、劇的な感動が生まれているのを目の当たりにした。
・最後に
サポーターで貴重な体験をすることができました。特に伴歩は感動的でした。この貴重な体験をさせてくれた諸先輩方々にお礼申し上げます。また、無事に大会を終了できたことが素晴らしく、全員が役割と責任を果たしたからだと思います。
『24時間100km歩行は岡山政経塾最高のチームプレイでした。』
来年も100km歩行を愛するファミリーと歩いて行きます、いやサポートしていきます。
本当にありがとうございました。
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