2013年 100km Walk

 
◆白土 陽子(11期生・サポーター)

晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行サポート・レポート           2013年5月20日
「サポーターの醍醐味」



1.はじめに
 2012年5月。地獄の残り10キロを一緒に歩いた宇都宮君、11期の仲間、友人やサポーターのみなさんに支えられて、23時間36分かかった感動のゴールから1年。毎月、西宮から岡山への道中、閑谷学校や瀬戸、備前など100キロで通った地名を見るたびに「こんなとこまで一人じゃ絶対歩かれへん!」と、いつも思っていました。
 次は私がサポートする番だと思ってはいても、なかなか会議に出られない現実。しかも、新年度の疲れがピークになっていた時期。とにかく自分にできることをやろうと考えて臨んだ2013年5月3日でした。


2.チャレンジャーとサポーター
 今回、チャレンジャー安全を守り、完歩のサポートのためにサポーターとして参加したはずでしたが、いつもチャレンジャーの姿に励まされたことで、朝10時まで無事にサポートすることができました。
 30キロ地点では、そろそろ足が痛くなってきているチャレンジャーが「行ってきます!」「ありがとう!」と元気に声をかけてくれること、足を引きずりながら前に前に進んでいる姿、その一人一人の姿に胸が熱くなりました。

 90キロ地点では、寒さと疲れと痛さで限界を超えているはずなのに、笑顔で「行ってきます!」「ありがとう!」と言って前に前に進んで行くチャレンジャー。座りこんで、動けなくなっていたのに「よっしゃ、残り10キロ!」と再び元気になってスタートしていくチャレンジャー。それぞれが、寒くて暗い山道を越えてきた中で、何を感じ何を乗り越えてここまで来たのかを想像しながら、人が自ら限界を超えていくことの美しさ、素晴らしさ、尊さを感じていました。

 それぞれの地点でチャレンジャーの皆さんに関わり、サポートができたことをとても光栄に思っています。
 そして、同じ時間を共に過ごしたサポーターのみなさん、本当にありがとうございました。


3.終わりに
 今回、サポーターとして参加させていただいて、本当にたくさんの方の綿密な打ち合わせや準備、協力があって、100キロ歩行をさせてもらっていることがわかりました。100キロを歩く側にはドラマも成長がありますが、支える側にもドラマと成長がありました。
 このような貴重な機会を作ってくださった、小山事務局長始め岡山政経塾の皆様、本当にありがとうございました。来年も、西宮からではありますが、全力でサポートします。