2013年 100km Walk

 
◆源 真典(5期生・サポーター)

晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行サポート・レポート           2013年5月18日
「晴れの国おかやま24時間100キロ歩行2013」



□はじめに
 この度の2013も事故なく無事に完了できたことを本当に嬉しく思っています。直前まで会議をし、色んな事を想定し、動かれた研究科の皆様。炊き出しや差し入れをしてくれた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
 私は、リタイアバスや安全面の担当とごみに関しての担当を2期生の能登さんとやらせていただきました。とは言っても、会議にあまり出席していない私の役割は能登さんのサポートでありました。午前中はごみ箱の設置、テントの設置、灯油や必要な物を持って走り回っておりました。午後からは数分ごとに能登さんの電話が鳴ります。私は、事故と一般の人が嫌な思いをしない事だけを気を付け、迅速かつ丁寧の矛盾と闘いながら100キロ歩行2013を迎えました。



□気付き
 2013を終え、私の100キロ歩行は8年目となりました。全4回歩き、2勝2敗。喜び、苦しみどちらも理解しています。サポート隊長もさせて頂き全5回(行橋→別府も含む)サポートさせてもらっています。今でも8年前の死ぬかと感じたリタイアが強烈に印象に残りすぎています。そこからが私の人生の分岐点であり、今の私があることを心から感謝しています。
社員にもいつも言っている事があります。「慣れ」というものが一番怖いのだと。そう、サポートに「慣れ」てきているのです。この人を鼓舞して何とか歩いてもらい、何かを掴んでほしい!という気持ちが薄れてきているのです。スイッチが入らないという現象であります。それは、自分の準備の無さや弱さを実感し、一度挫折を味わうことも必要だと私自身の経験からそう思っているからです。歩けない事で掴める事が大きいと分かっているからです。しかし、条件があります。次の年に絶対に完歩することです。喜び、達成感、感謝のあり方、どれを取っても2倍であります。
今回で気付きましたが、歩けなくて良いという自分がいます。だから客観的に見てしまっている。スイッチが入らない。悪く言えば、冷めている。「慣れ」とは習慣も意味しますが、慣れからくる「油断」が一番恐ろしいものだと気付きました。より良く生きていくにはやはり良い習慣を付けること、良い習慣を付けると悪い習慣が遠のいていく。この100キロ歩行は私にとってとても良い習慣になっています。しかし、油断はしてはいけない。注意を怠ってはならない。多くの参加者に安全に歩いてもらい、末永く続けていくことが岡山の良い習慣への一歩となり、また、その一歩を踏み出しているという実感を今回の2013では感じました。
知人のチャレンジャーはもう2度と歩かないと心に決めて新しい一歩を踏み出しました。