2013年 100km Walk
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◆石川 尭(5期生・サポーター)
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晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行サポート・レポート 2013年6月14日
「2013年 24時間・100キロ歩行レポート」
今年の24時間・100キロ歩行の間、ずっと、「早く安全に終わって欲しい」と感じていました。
「24時間で100キロを完歩する」これがチャレンジャーの目標です。
チャレンジャーが安全に完歩するためのサポートを行うことがサポーターの目標です。
これが目標である以上、チャレンジャーが安全に完歩した時、大会が無事に終わった時に目標達成です。
100キロのドラマ、100キロの感動、これはチャレンジャーが各々の完歩という目標へ向かう24時間の中で作り出してくれるもので、サポーターは感動するためにサポートをするわけではありません。
サポーターはチャレンジャーと関わることで、このドラマや感動に触れることができる。
これが今大会の一番の発見でした。
大会の中で、段取り事、事務的な事に追われてチャレンジャーと関わることができませんでした。余裕がありませんでした。だから、冒頭のように、早く安全に大会を終えたいという気持ちでいっぱいだったのだと思います。
いざ終わったあとも、感動よりも安堵。いつものような感動がないのはなぜだろうと考えて、「俺は感動を求めていたのか?」と悩んで、ちがったチャレンジャーとの関わり方があったのかなと反省しています。
スタートもゴールも見ることはできませんでした。
そのかわりに、事前準備の段階から100キロを支えてくれる方の温かい心を感じることができた大会でした。
今まで、当たり前のように使わせていただいていた場所。
その提供者の方にも100キロへの愛情があるということを知りました。
今年、初めて場所を貸していただいた方にお願いに行く機会がありました。
お話をさせていただいた方が、「ああ、ゴールデンウィークになんかしよるの〜」と知っていてくださったことがとてもうれしかったです。
最後尾が通過した後に、箕輪の交差点のコンビニの店長にご挨拶をしたら、「今年は逢沢先生は歩いてないの?いつも寄ってくれるんだよ」とのこと。そこまでご存じの方もおられます。
チャレンジャーがサポーターの言葉に勇気をもらうように、チャレンジャーの挑戦する姿にサポーターは勇気をもらいます。おそらく、見ている人も勇気をもらいます。
今後、一般の方、地域の方のご理解をいただくとしたら、チャレンジャーの挑戦する姿を見ていただくことがどんな言葉よりも力を持っていると確信しました。
一般大会にして二回目。参加人数も倍増する中で、もはや去年とは別物でした。
参加人数が増える中で、人と人とのつながりのチャンスが増えました。
「100キロ歩行」というおかしなキーワードのもとに、一人また一人と仲間が増えていくことは不思議な感覚です。
今年も、たくさんご迷惑をおかけしました。たくさん怒られました。たくさん笑いました。みなさまありがとうございました。
来年は涙があってもいいかもと思いました。
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