2013年 100km Walk
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◆サポート隊長 男前の小山 宣彦(岡山政経塾 事務局長)
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晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行レポート 2013年5月14日
「全員完歩を願って」
百姓が貧乏で飯が食えない、年貢が納められないから貧乏な池田藩。
池田綱政は1694年、津田永忠に2000町歩の新田開拓を指示した。すると百姓は飯が食え、年貢が納められるようになり、豊かな池田藩へと変貌を遂げた。農業県岡山の第一歩である。
津田永忠の銅像のある沖田神社は、開拓された沖新田の産土神として建立された干拓地総鎮守。
下見の途中、沖田神社に仲間とともに立ち寄って「無事に全員完歩」を願って静かに手を合わせました。
今年も、岡山政経塾生から頂いた「男前Tシャツ」を着て、参加しました。
お陰様で、第二回目の大会は420人ものご参加を頂き、288人が完歩。完歩率は69%。素晴らしい成果を上げることが出来ました。そして、何よりも事故なく終えたことが大きな喜びです。
「100キロを歩いて、翌年サポートをして気づいたことは、この一年間、100キロに挑戦した時のように頑張って仕事に、生きることに挑戦していなかった自分がいたことに気付いた」と話して下さった人がいました。
いや100キロ歩行で、あんなに頑張ることができる自分に気付いた、のかも知れませんね。
100キロ完歩という目的を持ち、何時間で完歩するかと言う目標を持ち、そのために準備をして自己責任で挑戦する。「心と身体と物」の準備をすれば、当初無理だと思っていたことも可能になる。
目的が無ければ、手段は無い。道は無い。
目標が無ければ、努力は無い。結果は無い。
人生と同じように、100キロ完歩という目的を持ち、何時間でゴールするかの目標を持ち、そこに向かって一歩一歩前進する事で幸福を実感することができる。
準備不足の人でリタイアした人には、改めて心の準備することから挑戦して頂きたいと願っています。
困難に直面した時、
原因を他者のせいにすれば、解決の道は無い。
原因を自らに求めると、解決の道が開ける。
今は、過去が原因。
今は、未来の原因。
原因は我が身にあり
50キロポイント・58キロポイント・70キロポイントでは、ボランティアの皆さんによる炊き出し。絶品のうどんと心温まるメッセージが書かれた卵、道路に掲示された応援メッセージ、おにぎり・味噌汁・果物等々をご用意して下った多くの方々からのメッセージは、間違いなくチャレンジャーのエネルギーになったと確信しています。
学びの24時間・100キロ歩行。そのチャレンジャーの挑戦に対して、自らを犠牲にしてサポートして下さる皆様に心から敬意を表します。みなさんのことを誇りに想います。
どのような感謝の言葉を申し上げて良いか・・・言葉か見つかりません。みなさんがいるから、私は幸せです。
自由主義社会の中で、勝ち残るための教訓がこの24時間・100キロ歩行にあると思います。
人が心を授かっているのは、人を愛するためである。
人は、人からの愛によって生きる力を得て、
人は、人への愛によって生きる喜びを知る。
それぞれの24時間・100キロ歩行。あなたの挑戦は、岡山政経塾がお支えします。
それにしても、岡山県の道路は、車優先ですね。歩く人や自転車の人たちを全く無視した設計ですね。
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