2013年 100km Walk
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◆南 竜徳(岡山政経塾 10期生)
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晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行レポート 2013年5月9日
「これぞ!!100キロ!!この絵が大好きです。」
今回で3回目の100キロ歩行・・・
今回も沢山のドラマが生まれました。
それぞれの思いと向き合う24時間100キロ歩行!!
「チャレンジャー全員、目的地到達まで、最も長い道のりを体感する。」
毎回、毎回この言葉を心に留めて自分自身挑みます。
今回のサポーターでの参加も様々な視点から100キロ歩行を見る事が出来、自分への気付きがこれから歩むべき人生においてリンクし、一層自己を高める必要性を感じました。
(1)一人の力だけでは成し得ない偉業
去年の大会を終え、今まで何度も会議を重ねてきました。約一年にも及ぶ会議、チャレンジャーをいかに安全に誘導するか・・・事前のコースの下見、準備物の手配、細かい決め事が次から次へと押し寄せてきました。チャレンジャー以上の大変さを今回もサポートをさせてもらった自分自身、痛感致しました。
しかし中心となって動いて下さった人々はごく少数・・・
そこに自分自身もっと関れたはず・・・
そんな後悔の思いが残ってしまった大会でした。燃焼しきれなかった自分に苛立ちさえ覚えました。この大掛かりな100キロ歩行は決して一人の力では到底成功しません。
だからこそ関わるすべての人々の力が必要なのに・・・自分では分かっています。
「あの人はあんなにやっているのに自分は何をしているのだ??」
この苛立ちと心の中のモヤモヤ感は次回晴らしたいです。
(2)明暗の「明」
今回、自分のサポーターとしての役割は、前半タイムチェックポイントを回りながら通過していくチャレンジャーを叱咤激励し、勇気を注入し続けました。前回も参加してくださったチャレンジャーとの言葉のやりとりは大変感慨深いものがあり、また初参加のチャレンジャーも体の痛みをごまかすかのように元気に手を振り返してくれる人、意気消沈した人、様々なチャレンジャーが歩き、様々な方がサポートする絵がそこには描かれていました。
「これぞ!!100キロ!!この絵が大好きだな〜」と微笑ましかったです。
後半はゴールポイントにおいて、チャレンジャーの手荷物をお渡しする役目に徹し、最初にゴールしたチャレンジャーはじめ、沢山の完歩された方々と接し、歩き終えた声を聞くことができました。
「もう出ません・・・!!でも分からんかな??(笑)」
様々な言葉を耳にしましたが、喜びと感動と、そして自分を支えてくださった多くの方々に「感謝」します。という最も喜ばしい言葉を本当に沢山頂きました。
中でも「サポーターの皆様の手厚いサポートが本当に心に染みました。」
サポーターの皆様はこの言葉の為に30時間にも及ぶ過酷な時間を乗り切りました。
最後にこの言葉を頂いた事で全て吹っ飛びました。
(3) 明暗の「暗」
小山事務局長は言われます。
「準備をすれば限界が遠のく。」
この言葉は完歩した人より、チャレンジを断念した人のほうが心に染みたはずです。
「事前の体の準備が・・・」「物の準備が・・・」「心の準備が・・・」
断念した時に各々後悔と共にリタイアを宣告します。
そしてそれらを心一杯にして持って帰ります。
今回も知り合いの方々が大勢参加していました。
その中にチャレンジを断念した人もいました。本人も決して甘く見ていたわけではないでしょう。しかしそれほどまでの過酷さと準備不足からくる落とし穴を改めて見た気がしました。成功も失敗も次に活かせば自分の糧になります。全て自ら招き、起こるべくして起こったことです。いつまでもその事に敏感に気付ける自分で有りたいです。
(4) 最後に
小山事務局長はじめ、ここに携わって下さった皆様、本当にありがとうございました。
塾生のみの特別行事を一般参加にして二回目の開催となりましたが、今回100キロ歩行の広がりの速さもすごく感じました。これからも益々高まり広がっていく事、間違いない!!そう確信致しました。そこに携われている事を誇りに思います。
そして、会を重ねる度に「感動」「感謝」「感激」どんどん増えていくに違いありません。
しかし、その分、問題も生じるはずです。その一つ一つを解決しながら、小さな成功体験を積み重ねて行けば、どこにも真似できない「晴れの国24時間100キロ歩行」になっている事間違いないでしょう。
そう願います。
そしてこれからも100キロ歩行を成功させ続けましょう!!
チャレンジャー、サポーターの皆様、また来年お会いしましょう。
ありがとうございました。
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