2013年 100km Walk

 
◆藤原 歩(一般参加・ゼッケン:359)

晴れの国 おかやま 24時間・100キロ歩行レポート             2013年5月22日
「100キロ歩行を歩いて」



・はじめに

 私は研修の一環として、24時間100キロ歩行を歩き、強制ではなく自ら「チームのだ初」として参加させてもらいました。まず思ったことは、学校の授業以外でほとんど運動をしたことがなく、自分の限界もわからない状態でとても不安でした。しかし同時に、何か目標を掲げそれを達成し完歩することでいままで以上に自分が変われる機会を会社に頂き、この研修は誰のために用意されたものなのか意識することでつらいと思うときも乗り越えてきました。



・目標

 「何がなんでも一度歩くときめたら歩ききること」と「自分にあったペースを守ること」を考え自分に負けないように歩ききりました。すぐ諦めやすいところや、嫌なことを後回しにしてしまう自分にピッタリだと思い、これを達成することで今後自分に自信が持てると思いました。



・本番を迎えて

 練習しているときは、距離が10qもないのに帰ってきたときの疲労感がすごく感じられ、本番の24時間100kmを歩ききれたことを今も驚いています。それは練習の中で自分が遅れていたり、最後尾にいたとき「くやしい」という思いをしていたからこそ、100kmも「自分に負けたくない」という意志をはっきり持つことができたのだと思います。また、自分だけの力で出場していた場合、完歩できなかったと思います。歩いている最中に真っ暗の中でスタッフ・サポートの皆さんが「いいペース!」「がんばれ!」と声をかけられて、自然と足も前へ進むようになったと思います。それは、これだけの方々が私たちを応援してくださって、自分のためだけに歩くのではなくサポートしてくださった皆さんに感謝の意志を見せたいと思うことができたのが、自分の前へ進む一歩に繋がりとても感謝してもしきれません。途中30km地点では前へ進んでいるはずなのに、距離が全く進まず少し苛立ちもありました。他にも1時ぐらいになって眠気がきて足が痛いというよりも前へ倒れこみそうでした。しかし、今思えばこれらを乗り越えてきたことで、自分が無理だと思っていることも心構えや仲間の支えがあって成功させることもできるのだと学びました。3人で歩いているときも1人が挫けそうになったときは2人が支えあったのが力になり、最後の90km地点まで一緒にいれたことでできたゴールでもあります。自分を支えてくれる仲間がいることと、強い意志を持つことは今後、サポートメンバーとして伝えたいと思います。
 


・今後の目標

 私の直すべきだったところは準備不足だったのだと思います。完璧にできていたらもっと楽に歩けていたと思うし、自分のダメなところの一つだともわかりました。これは今後仕事にも同様に、早め早めの準備と事前に計画を立てて行動すること意識することで失敗も軽減すると思いました。新入社員のうちはまだまだわからないことがたくさんあるのでそういった癖をつけ、研修が終了してからもずっと意識して行動できるようにしたいと思います。その中で、仲間の支え、協力があることも踏まえて自分に無理をしないようにしたいです。