2004年 直島特別例会

 
◆秋山 裕一(岡山政経塾 三期生)

政経分科会In Naoshima



 今回の直島研修では同期の恒本さん、野田さんまた小山事務局長には大変お世話になりました。一泊二日ではありましたが、内容の濃い時間を志の高いメンバーと過ごせたことに感謝します。

 直島では福武幹事の生き方を体験できたことは私の刺激にもなりまた夢を実現にすることの使命感も沸きました。しかし、一番印象に残ることは初めて政経分科会として集まり話が出来たことではないでしょうか。

 我々の政経分科会は正直まったく色の違う人種の集まりで年齢もさまざまです。何が嬉しいかというと将来の日本を一緒に真剣に話せることです。切り口はさまざまではありますが、またそこが楽しいのです。理念として“ニッポンをよくしよう“というのが根本ですからお互いの意見も聞けまた発言できるのだと思います。

 私は、最近ではありますが日本の国旗と国歌に誇りを感じるようになりました。政経分科会では日本の歴史を学び、その時代に日本がとった選択からまたこれから日本が進むべき道を我々で考え、日本繁栄計画書をつくるつもりでいます。

 私は常日ごろから気をつけていることがあります。それは日本の政治、岡山の政策など批判する人には絶対にならないこと。TVでもそうですが、何かするとどこかの党が批判する流れをみると情けなく、説得力に欠けると思うのです。批判ではなく意見が大切なのではないでしょうか。私自身の世界を見る視野はまだまだ狭いですが、与えられた時間一分一秒を一生懸命生きています。だから人を批判する暇がないのです。一番大切なことは自分が幸せかどうかなのです。冷たく言えば人はどうでもいいのです。

 自分自身が与えられた命をどのように生き、自分の子供達にどんな形で引き継がすことが出来るかが重要なのです。時代が変わろうがそれぞれ個々が一度きりの人生、一度きりの家族との縁、一度きりの仲間を大切にしていれば日本国民は幸せに一生を過ごすことが出来ると思うのです。

 人に意見する前にまず自分を見つめられる政経分科会であり、またこれからの気づきを大切に短い時間ではありますが一回りも二回りも人間として日本人として大きくなれる分科会にしたいと思っています。