2003年 100km Walk

 
◆吉田 英司(岡山政経塾 一期生)

「100km歩行感想文」


振り返ってみての私の感想は後悔と落胆のみである。満足感は無い。
後々の事を今更挙げてみても不達成である事に変わりは無い。

考えてみればこの作業は人生の反復であるかもしれない。
何処に目標を立て、其れに向かい、継続できるか。
誰に出会い、共に歩み、何処に学ぶのか。
何処で食し、何処で休み、何処で断念するのか。

一歩一歩の道が、我が人生を回顧し、後の人生を導く。
初夏の一日、私は挑み、決断し、破れた。

私は誓う。
斯くの如き人生を反復せざることを。
冷たい闇で独り歩き続けることを。
そして支離滅裂の中、上を向いて生きん。