2003年 100km Walk
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          ◆武久 靖雄(岡山政経塾 二期生) 
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            100キロ歩行サポートを終えて 
             
             
             この度100キロ歩行にサポート隊という形で参加させていただきました。サポート隊ということで軽く考えていたため二日酔いでのサポート開始でした。二日酔いが治り私が元気になるのと反比例して、朝にこやかに元気良く後楽園を出発された皆さんが、だんだん口数が少なくなり真面目な表情に変わって自分の限界に挑んでいく姿がいまでも思い出されます。正直こんなに大変であるとは思っていませんでした。 
             
             
             
             何のために100キロ歩くのか、松下政経塾が100キロ歩くから岡山政経塾も100キロ歩くことになったのか、話のきっかけを私は知りませんが、きっかけは何であれ100キロ歩行に参加した人にとって、完歩された人、また完歩できなかった人それぞれに大変有意義な100キロ歩行であったことが十分に伝わってきました。 
             
             100キロ歩行のサポートをすると人に言うと「何で100キロ歩くの」と質問をされました。100キロ歩行に参加された方々も同じような質問をされた事と思います。「何で100キロ歩くの」という質問に「100キロという壁に自分の限界をもって挑戦するために歩く」と、当たり前の答が口にできず「なんでだろう」と口を濁したような気がします。 
             
             
             
             実際に歩かれた方は、疲れが出はじめ、だんだん無口になってきた時に「何で100キロ歩いているのだろう」という質問が何度も頭をよぎったことと思います。私自身サポート中に「何でこの人たちは100キロ歩いているのだろう」と逆の質問が何度も頭をよぎりました。いろんなことを考えた24時間でした。 
             
 今回の100キロ歩行によって得たものは人それぞれ違うと思いますが、一期生の方々が自分の限界に一生懸命挑戦している姿は本当に感動しました。今回サポート隊で参加したことで、来年実際に100キロ歩くとき、純粋な気持ちで「自分の限界に挑戦するために歩く」と答えられる気がします。実際自分の限界に挑戦しどんな結果になり、また何が得られるかは解りませんが、とにかく歩いてみようと思っています。 
 
             
             
             
            
             
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