2005年 100km Walk

 
◆秋山 裕一(岡山政経塾 3期生)

「平成17年5月13日」



22時間100k完歩できました。素直にやったという気持ちです。

私は、去年70k地点でのリタイヤから2度目のチャレンジでした。悔しさよりも決意の弱い自分の表れでした。また、去年歩ききった人間をゴールで迎えたことも自分にとっての今回の決意につながったのではないかと思います。

この度、一期生の森脇さん、宇野さん2人がそれぞれ使ったいた夜光たすきを預かり、足が震えてのスタートでした。スタートからプレッシャーがかなりあったと思います。実行委員長としてまた2度目のチャレンジ、ラジオによる実況中継、2年連続従業員さんに仕事を任せるなどかなりの援助があっての本番でした。

私の踏ん張りどころは、去年リタイヤした地点から始まりました。未知の世界ですから足は痛いし、まだ残り30kもあるし、ここで自分が歩くと決めた決意が体を奮起させました。ただ、この道中での悔やむことはあります。一緒に歩いていたパートナーとのひらきが出てきました。お互いにペースが落ちたら前にでるとか休憩時間も待ってくれたりかなり助けられたのです。

本当ならば、今の自分より2倍の力があれば良かったのですが・・・。自分の目標が一人で達成できても会社の従業員がその場に一緒にいないことと同じです。リーダーとは人を巻き込む力がないと駄目なのです。結局自分のことしか考えることが出来なかったのです。来年はしっかりパートナー(Yさん)をサポートさせて頂きますから、今後の練習が楽しみです。

そして、最後の90k過ぎた地点、高架下にでたとき涙が自然にでてきました。自分自身に言い聞かせていたことは100kを目標に歩くことができない人間が“会社を地域ナンバーワンにする”とか“子どもの教育がこうだ”とかよう言えません。

私は完歩はしましたが達成感は殆どありません、これはまだ自分の人生の通過点だと思うのです。目標は達成するのもで理想は永遠だと思います。政経塾の活動もどんな人間になりたいか理想があってこそです。ほんとに歩けてホッとしています。

チャレンジャーの皆さん、サポーターの皆さん、有難うございました。