2005年 100km Walk
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◆大西 平一(岡山政経塾 2期生)
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「24時間100キロ歩行」
100キロ歩行に参加された皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。チャレンジャーの皆様から今年もまた大きな感動をいただきました。100キロ歩行は、「限界にチャレンジする」ことの素晴らしさと美しさを私に思い出させてくれ、挑戦する勇気を与えてくれます。
また、今回はサポーター隊長をやらせていただき、今までの100キロとは違った思いや学びを得ました。以下、チャレンジャーとサポート隊とに分けて学んだことを書きます。
チャレンジャーに必要なものは
@ 自らで決めた強い意志(自分に嘘をつかない・自分を裏切らないなど)
A 体づくり
B 地図
そして、勇気を与えてくれる同志・応援者です。
チャレンジャーとして、100キロの壁を越えたときに残るものは二つありました。1つは自分に対する自信です。過去の自分にとって不可能であり限界であったことにチャレンジし克服できたという自信です。もうひとつは、自分が挫けそうになるたびに勇気を与え続けてくれた人たちに対する感謝の気持ちです。100キロ完歩者のレポートの中にある感謝の言葉の数を見ればわかります。ただ歩くだけの100キロ歩行だからこそ、シンプルな人生の真実を教えてくれるのだと思います。
サポート隊に必要なものは
@ サポートの理念と目的の共有
A 組織つくり(協力者の拡大とリーダーの配置)
B 計画
C 対内コミュニケーション(情報の整理・共有・クイックレスポンス)
D 対外コミュニケーション(配慮)
そして、重要なのは信頼できる仲間です。
サポーター隊長として、実はチャレンジャーで参加するより大変でした。私にとってはサポート隊の運営が限界へのチャレンジでした。
今回学んだことは、自らの能力不足でした。実は、列記した5つの要素がどれも中途半端な形になってしまい、リーダーとしての能力の程度が露見し恥ずかしい思いをしました。でも、今回の失敗を新たなチャレンジのスタートとし、自分を成長させていきたいと思います。
チャレンジャー・サポート隊、それぞれに大きな学びがありました。24時間という短くて長い時間で多くのことが起こります。特に、今年はサポート隊長としてはリタイア者と同じように自分の至らなさに悔しい思いをしました。100キロ完歩できるのも素晴らしいことだし、リタイア・失敗して新たな目標・課題を見つけるできることが出来ることも大切なことです。失敗したほうが多くのことを学べると感じました。今年の言葉は「成功するも良し、失敗するも更に良し」です。
リタイア者のみなさん、一緒に一年間頑張っていきましょう!
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