2005年 100km Walk

 
◆宇野 元浩(岡山政経塾 1期生)

「100キロ歩行 2005年」



●はじめに(24時間100キロ完歩について考える)

皆様、本当に100キロ歩行お疲れ様でした。そして24時間100キロ完歩出来た方々本当におめでとうございます。

100キロ歩行について、今年私はサポート隊として参加しましたが、過去を振り返ると、前々年は43キロリタイヤ(強制収容)、前年は18時間42分完歩。
リタイヤ、24時間完歩、サポートと経験し、深く考えさせられたことがあります。それは、完歩出来るか出来ないかの差は何なのか、そのことについて、少しレポートのはじめに簡単にまとめてみました。

私自身24時間100キロ歩行を振り返ると、
前々年:準備不足
    心構えが不十分
前 年:準備十分(完璧という意味でなく、自身の計画を実践出来ただけ。)
    心構え十分
この二つ(準備・心構え)は、言葉にしてしまうと非常に簡単だが、この二つにつきるのかなと思います。

【準備】
「準備」、これは、挑戦者の全ての人が、100キロを歩くために、生活を送っているわけではなく、それぞれが仕事や学生等の生活の主を持っており、100キロ歩行の準備として、そのあいている時間をどのように使うかであり、完全な準備は絶対出来ない。自分のおかれている環境で、準備計画を立て実践できたかどうかが、準備が出来たかどうかの差となったのだと思います。そして一番大事なことは、心構えと直結しているかどうかではないかと思います。

【心構え】
心構え、これは100キロを歩くという決意。志を立てるということではないかと思います。決意といっても「歩くことを決意します。」と思うこと、口に出すこと、これは誰にでも可能で、前々年は、自分は参加することを決意したに過ぎない、反対に前年は参加することではなく、100キロを24時間以内に歩くということを決意した。「この違い」、自身を振り返って本当に「この違い」だなあと思います。

【まとめ】
自身の志を立て(心構え)、それむかって絶対達成するのだと行動(準備)する。これが出来れば、100キロは完歩出来る。ということなのかな?なんか、難しい話になりましたが、3年間100キロ歩行で非常に考えさせられたので、自分自身を振り返り考えてみました。




●今回の100キロ歩行の自分のテーマ

1)夜行タスキの引き継ぎ
昨年、森脇さんから「これは昨年、わしが歩いたときに使っていた夜行タスキだ。これを宇野、使って100キロ完歩しろ。」といわれ手渡され、見事その夜行タスキを身につけて完歩出来ました。その幸運の夜行タスキを3期生で親友の秋山裕一君に引き継ぎし、秋山裕一君に必ず100キロを完歩してもらうこと。

2)昨年の恩返し
昨年100キロ完歩出来たことは、本当にサポートして下さった方々のおかげで、今年はその恩返しをすること。
(1人でも多くの方に100キロ完歩してもらう。)

3)友人への思い
私事であるが、今年4期生に友人二人(伊丹一晃・竹内健一)が入塾しており、その二人に是非100キロを完歩(無理かなと思いながら)・・・

●テーマに沿って

1)夜行タスキの引き継ぎ
今回は事前に夜行タスキの引き継ぎをすることの話をし、秋山君にプレッシャーをかけていました。実際にその夜行タスキで完歩してくれて本当に嬉しかったです。

2)昨年の恩返し
45キロ地点担当で、たくさんの方々にお会いできたこと、本当に嬉しかったです。
あまりお手伝いは出来ませんでしたが、10人以上の完歩者ができて本当に嬉しかったです。

3)友人への思い
二人とも(四期生:伊丹一晃・竹内健一)準備心構え、出来ていない・・・・。やはり完歩は無理だろう。と思っていました。二人とも見事リタイヤ。
伊丹さんは、無茶苦茶な歩きをして、本当に大丈夫?とまだ足を心配していますが、閑谷にいるときにリタイヤの報告を受け、伊丹さんと電話で話をしたことを忘れません。
竹内君は、まず85キロの体重から検討の必要があるかな。
是非来年は「10キロの減量」と「100キロの完歩」を達成して下さい。

●最後に

24時間・100キロの完歩者の方々、本当におめでとうございます。
また、24時間歩き続けた方々、途中リタイヤされた方々本当にお疲れ様でした。
また、実行委員長、サポート隊長、サポート隊の皆様本当にお疲れ様でした。
今年はサポート隊として参加し様々な経験をさせて頂き本当に感謝しております。ありがとうございました。

                            以上