2005年 100km Walk
◆渡辺 知典
(岡山政経塾 1期生)
「わたしの100km歩行サポート」
チャレンジャーの皆様お疲れ様です。そして実行委員長はじめ関係者の皆様、西原幹事、男前様、そして何より大西サポート隊長緊張感の続く長い長い24時間お疲れ様でした。
私は仕事上のイベントのため19時〜朝7時までの12時間サポートでしたが、私なりに精一杯サポートさせていただきました。
すごいっすね 100km
歩いている時は自分のことで精一杯でしたが、いざサポートしてみると人間性の全てが出ていますね。いいところ わるいところ 気の強いところ 甘えんぼ その歩いている背中からだらだらと ふつふつと いろんなものが見えてきました。
世の未婚男女の皆様、結婚前にフィアンセの本性を確認されてみては 全国の人事部長様採用試験請負ます。
そして胸いっぱいの感動をいただきました。本当にありがとうございました。
大きく分けて前半は死体運搬係 後半は加来田さんのマンツーでした。
前半
去年のTシャツで遅ればせながら19時に登場
朝から心は一諸と、仕事着の下に100kmt−シャツでした。ところが
今年はみんなゼッケン姿、僕は寒風の中T-シャツとあって
森脇さんから「ナベちゃん 今年は服まちがえとるがあ」
昼夜の温度差は今回までの3回の中で一番だったでしょう。
昼の熱射と夜の底冷えでやられた方も数多かったようです。
1人目の死体はたしか22時過ぎごろでした。肉離れを起こしてもう何時間も過ぎているのに絶対にやめようとしない人でした。森脇さんが「わしがここでやめさせる」といって伴歩をはじめてから30分後ようやくリタイアに同意 もう両足は付いてるだけの状態でした。「快適な5時間より苦痛の30分が長い」よく頑張られたと思います。感動しました。
合計3名のリタイア者を救護したころ大西隊長から加来田さんのマンツーへ向かってほしいとの電話がありました。
後半
追いついた頃には瀬戸署近くをさっそうと歩かれる加来田さん
「これがトップの実力か すげえ」
少し車を進ませて止まっているとすぐに追いつく加来田さん
「ありがとうございます お世話になります」
何回聞いたかなあ
「ありがとうございます お世話になります」
ドンドン ペースの上がる加来田さん
「これが去年リタイアしたあの加来田か?」 男前さんの言葉
「へえー」
百間川を越えて旭川沿いに入る
ついに加来田さんは走り出した
「うわー」狂ったか
このありがとうの言葉の後ろにどれだけ地道な努力があったのだろう
このお世話になりますの言葉の後ろにどれだけ去年の悔しさがあったのだろう
そんなに大げさな出来事ではないかもしれない 100kmは
でも自分の思いをひたすら追いかける姿はかっこよいっすね
こんな人と一緒に仕事がしたいとふと思いました
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