2006年 100km Walk
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◆滝口 昭浩(岡山政経塾 4期生)
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岡山政経塾100km歩行レポート
「24時間、100キロ歩行への挑戦」
5月5日まだ昨日の余韻が体中に残っています
その余韻の中でレポートを書いていますが昨年「でもこの60キロは来年につなげる60キロ、自分の考え方を変える60キロでした」「その忍耐力、精神力を与えていただいた方々に感謝です」と書きました
昨年と今年の違いは準備と精神力と仲間との信頼関係の違いでした。
昨年、100キロ歩けないまでも60キロまで歩いたという実績は自分の中に大きく残りました
その体の辛さを、身をもって経験している自分が今年はいる。その中でもしも体の異常以外で歩けないとしたら・・・それは孤独感かも知れない。 昨年、ほとんど一人で歩いていた時真夜中の暗い夜道をただ一歩一歩進むだけの作業は精神的に苦痛でしかなかったからです。
今年は準備段階からたくさんの仲間が居ました。
7キロを週3回歩く練習を行いその仲間と歩くことを目標にしてきました
スタート
スタートから10キロ昨年よりもスローペースで進んで行き沖田神社のチェックポイント、そして最初の休憩サークルKで練習仲間の三期生妹尾さん、四期生高田君と合流し、一緒に歩き出す。
最初の予定では時速5キロの予定がそれより少し速いペース(ちょうど練習時のペース)になりながら少しずつ休憩を取りながら40キロ地点の備前体育館へ、体育館到着時点では昨年の軽いシューズからウォーキング用の重いシューズに替えたためかかなり足首が痛い 三期生の田中さんに足首を固定してもらい再び歩き出す。テーピングが効いて痛みが無くなるがここで高田君とは別れ妹尾さんと歩き出す
二人とも、以前歩いたときはこのあたりで日が暮れたけれどかなり明るい。ペースは好調と確認しながら進む。
夜・・
穂波橋から少しずつ寒くなる。今年はかなり寒い 昨年はこのあたりからかなり体も疲れ足も痛く、和気閑谷で歩くのを辞めようと思ったのとはずいぶんの差がある。
そして和気閑谷で2度目のテーピングを三期生の田中さんにお願いしてさらに歩き出す。
ここからは昨年経験していない未知の領域。しかしまだ足は大丈夫 多少古傷の右の関節が痛いがまだ大丈夫。
吉永のローソンでしばし休息。
そして和気橋まで歩き始めるが段々足が痛くなってくる。昨年リタイアした時と同じ症状が・・しかし今年はまだ片足だけは健在とひたすら歩き、和気橋まで
リバーサイドでしばし休憩 そして少し歩いたところで追いかけてきてくれた田中さんに最後のテーピングをしていただき再び復帰・・・しかしかなりの激痛に動きが鈍くなるがそれでも無理して動かしていくうちに段々軽くなってくる。いい兆候だとまた歩き始める
それと同時に二期生の能登君がサポートについてくれて色々アドバスとしながら歩いてくれリラックスしてペースも戻りその後77キロ地点で最後の休息をとり夜明けまで妹尾さん、能登君と三人で歩く。
夜明け・・
瀬戸駅を過ぎて空が段々明るくなりいよいよ残すところもわずかと15キロしかし少しずつ調子が落ちてきた
ここで二人とわかれ一人で歩き出す。そして91キロ地点で最後のトイレ休憩
残り9キロ この9キロがかなり大変だと何度も色々な人から聞かされていたがこのあたりは地元に近く
あの角までの距離、あの看板までの距離はほとんど頭に入ってる。以外に楽だ。そのためか時速3キロあたりまで落ちていたペースが再び4.5キロくらいまで上がる。
そして95キロ地点で五期生の井上君、木下君、上田君と合流、ゴールを目指す。
ゴール
午前8時39分やっとゴール 2年間かけて望んだゴールにやっとたどり着いた
そしてそれを 支えてくれた人達に感謝が絶えません。一緒に歩いた仲間にももちろん感謝
来年はこの感動を、これから100キロ目指す、すべての仲間に味わってもらえるようにサポートしたいと思います。
最後に、100キロ歩行準備に関して
週3回7キロを1時間で歩けるための練習をしました(通称柳井式練習法)
その練習に2度以上参加してくれたメンバー
二期生妹尾さん、四期生伊丹君、高畠君、高田君、永野君、竹内君、安藤君、五期生池田君、木下君そして滝口の全員が時間内に100キロ完歩出来たことをうれしく思います。
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