2006年 100km Walk

 
◆中村 功芳(岡山政経塾 4期生)

「100km歩行レポート」



サポーターの皆様本当にいろいろな所で声を掛けて頂き、気を使っていただいてありがとうございました。

 歩行前から私には大きな壁がありました。100キロ歩行は5月3日にあり、5月3日から5月5日は所要の用事が毎年あり、100キロ歩行の1ヶ月前までは何度も葛藤がありました。どうしても行きたい参加しなければいけない事が重なり八方塞がりの状態、どちらも私にとっては必要な事、最終的に泣いても悩んでもどうにもならない、しかし、1年間お世話になった人の事1年間自分が大変な時期に助けてくれ励ましてくれた経済分科会の仲間の顔を思い浮かべると一緒に歩きたい気持ち、2年前に淡路島で再開を約束した全国の友人達との約束言い出したのは自分です。この事を今でも考えると涙がでて止まりません。最終的には悩んでも同じ、やる事やって胸を張って行く事を決意しました。
 
 100キロ歩行は決断が遅れた事もあり万全ではありませんでしたが、100キロ歩いてやると言う事を堅く決意は決めていました。しかし、自分の力を過剰評価してしまっていました65キロ地点から突然足に異変があり、もちろんそれよりも前に激痛はあったのですが、一平君に足を固めてもらい復活したり、サポート隊の皆さんに励ましてもらったりして何度も復活しました。70キロ手前残念ながら足が動きません、気付いた時にはどうしようもなく、それでも歩くしか自分のやり遂げたい事を貫くには道はないので歩き続けましたが1時間経っても殆ど進めなかったのが現実でした。頭の中は自分のやってしまった事に猛省しまし、悔しい気持ちで過ちの大きさを受け入れれていないのかもしれません、これが自分の弱点、2度とない人生今後悔やみたくはありません
 やると言ったら事前の計画、危険予測、特に自分の力を過信しない事、出来ないにはたくさんの原因がある事に気付きました。
 この事を出来なかったからにはもう何も言わず。堅くこの失敗を2倍3倍に活かしていく事だけが自分の言える事です。
 
 最後になりましたが事務局長並びに西原幹事を始めこの様な機会を作ってくださいましたサポーターの皆様動かない足になった時動く様にしてくれた一平君
そして1年間大変な時期がありましたがその間、最後までフォローをくださった経済分科会のみんな、特に経営面で励ましてくれた滝口さん本当にありがとうございました。
     ここからは余談ですが 題名:『あまりの不思議さに目が点・・・』
 (そうです骨は折れていなかったのです。折れていたのは心です。)
70キロ後、当分放心状態のまま病院に行きました。骨折ではないかと御心配をおかけした皆様本当にすいません、病院で骨折ですかと先生に聞くと、先生は私がおもってもみない一言を『綺麗な骨ですね・・・』
 あまりの不思議さに目が点・・・