2006年 100km Walk

 
◆布野 浩子(岡山政経塾 3期生)

岡山政経塾100km歩行レポート
「小     骨」



 2006年100キロ歩行が無事終わりました。私は今回初めてサポートという形で参加させていただきました。秋山隊長から,「チャレンジャー全員の完歩のためにサポートをします。」と言われ,私に何ができるか緊張もしましたが,チャレンジャーの方が元気になるような励ましができればという思いで参加しました。



 今年のチャレンジャーの方達は,みなさん100キロ完歩という明確な目標,決意を持って臨まれていたように感じます。私は今年のチャレンジャーの方達の歩き方をみて,3年越しの反省をしました。

 一回目,わくわくする気持ちだけで,とても楽しく参加しました。二回目,「100キロ歩かないといけないかな・・・でも,本当に私に歩けるのかな・・・どうなのかな。」というあいまいな気持ちで参加しました。ただ,2度と歩かないという気持ちはあったので,どういう形で100キロ歩行を終わらせるかそれは考えていました。@100キロ完歩する A24時間歩く Bけがをする,もしくは体を痛める この3つの中のどれかで100キロ歩行終了だなと。
 その結果が,24時間08分です。100キロとりあえず歩くことができてうれしい,けれどなんとなく小骨がささっているようなタイムです。こんなものかなとも思っていましたが,今回のチャレンジャーの方達の潔さを間近で感じ,つくづく自分の100キロ歩行に対して完歩するという決意のなさの「小骨」だったのだと思い知らされました。行動するためには決意をしなくてはいけないということをもう一度考えさせられました。
 そして,さんざんわがままを言う私に,最後までつきあってくださった去年のサポートの方々にもう一度あらためて感謝します。決意のない私がそれでも歩けたのは,サポートの方々の熱い応援や一緒にがんばった仲間がいたからです。本当にありがとうございました。(去年ダースベーダー今年ヤンキーの兄ちゃんの柳井さん,湊さん,恒本さんお世話になりました。)

 また,サポーターとしての私の反省は,5期生の方の名前をしっかり覚えていなかったことです。車でチャレンジャーの方達の脇を通り過ぎるとき,名前を呼んで応援したかったと思いました。後日,男前小山さんにそのことを話したら,田中美香さんは5期生の方の名前と顔をきちんと覚えて来ていたと聞かされ,さすがだなあと恐れ入りました。情報と想像力と準備,何にしても必要なことです。
 自分の至らないところがわかり,仲間がいることに感謝できる100キロ歩行です。今年も本当にありがとうございました。
 (・・・来年もまた参加しちゃうのかなあ・・・ただ,私は自戒を込めて小骨は小骨でとっておきますから。決して記録を塗り替えるなんて,恐れ多いことはしませんから・・・)