2007年 100km Walk

 
◆多賀 伸一(岡山政経塾 5期生)

岡山政経塾100km歩行レポート
「24H100Km歩行」



 2回目の挑戦で無事完歩することが出来ました。
初めに、100km歩行に関わってくださった全ての方へ感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
 なぜ、今回100km完歩できたかを、リタイアした1年前と比較しながら考えてみました。

・『決意』
 1年前、言葉では「歩きます」と言い切りながらも、どこか心の中では「歩けるだろう」という自分への過信もあり、本当の意味での決意ではありませんでした。しかし、今年は『理由のある決意』が出来ていたと思います。
 理由のひとつは、実行委員長であることです。誰でもなく自ら実行委員長に立候補したということが「必ず完歩しなくてはならない」という思いから、固い決意となりました。さらに、歴代の実行委員長の方々は完歩を達成しているのに、自分がその流れを断つ訳にはいかないという、ある意味でのプレッシャーもプラスに働いたと思います。
 もうひとつの理由は、プライベートな事ですが、3月に30歳となり、転職し5月から新しい環境で働く事も決まっていたという事もあり、新たなスタートを切る為には、自分自身にとって今回の100km完歩が必要不可欠だと考えていた事です。
 内容はどうであれ、心から完歩するという『固い決意』は自分自身の大きな支えとなりました。また、決意を持って結果を残せたということが、最高の経験だったと思います。

・『仲間』
 100kmという長い道のりで、これほど有り難く、頼もしいものは他にないと思います。今年はスタートからゴールまで仲達君と一緒で、途中からは奇跡的に出会えた源君、その奥さん、石川君と5人で歩きました。自分に負けそうになり、心が折れそうな時、共に励ましあった仲間の存在はとても大きく、間違いなくひとりではゴールできなかったと思います。
 この様な素晴らしい仲間と出会い挑戦できたことに感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
 人生においても、一人の力だけでは解決できない様々な問題があります。そんな時、励ましあい共に歩いてくれる仲間の存在を忘れず、感謝し生きて行きたいと思います。

・おわりに
 今回はチャレンジすることで多くの気付きを頂きました。来年はサポート隊として、違う100km歩行を見て多くの学びをしていきたいと思います。そして、来年のチャレンジャーに最大の支援をしたいと思います。
 改めて、多くの気付きと学びの場を与えてくださった幹事の皆様、常に支え続けてくださったサポート隊の皆様、共に挑戦したチャレンジャーの皆様、本当にありがとうございました。
 最後に、実行委員長として至らぬ点が多々あったことをお詫び申し上げます。