2007年 100km Walk
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◆横田 俊介(岡山政経塾 5期生)
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2007年5月5日
岡山政経塾100km歩行レポート
「295km歩行を終えて」
2回目の挑戦で無事ゴールできました。昨年@〜Cのポイントと考察を述べましたが、それに続く形で今回のレポートとさせていただきます。
D過去を乗り越えるということ、同じ失敗を繰り返さないということ
昨年の失敗「準備不足」「オーバーペース」「残り10KM地点でテーピングをガチガチにする」などについて踏まえた上で臨み、クリアできました。昨年タイムアップした地点を通過したときに「過去の自分を乗り越えた」達成感が湧いてきました。1回のチャレンジで完歩する、これほど素晴らしいことはありませんが、2回目だからこそ、失敗の原因を踏まえた対策とそれを遂行するという喜びを味わうことができました。
E「エネルギー補給」「充電」はまだ余裕があるときにこそ行う、ということ
昨年は歩けそうなときには休憩をせずにいってしまっていましたが、今回は定期的に水分とアミノ酸、ゼリーなどを補給していたため特に大きな山場はありませんでした。なんでもそうですが、体力も、精神力も余裕があるときに、次への備えをしておくことは大切なことと実感しました。
F自分の特徴を分析するということ
私は足の骨格がややO脚で、片方が斜めに着地する、という特徴があります。それは中・高校の運動部時代から悩まされていたことですが、スポーツクラブで自分の歩行を確認しつつ、矯正する足底などを仕込ませておきました。このあたりの自分の特徴を踏まえる、という工夫を行ったことも今回のゴールの要因かと思います。
Gきっかけを逃さずに、自分を変えるということ
昨年の100km歩行直前にスポーツクラブに入会、失敗の悔しさもあり週末に地道に鍛えて、1年間で体重を減らさず、体脂肪を5%以上減、基礎代謝&筋肉量を増大させました(もともと酒の飲み過ぎで内蔵脂肪が厚かっただけですが・・)。政経塾で与えられた「24時間で100km歩く」という機会で「自分の肉体・精神の限界値」をみた経験がなければ、成し得なかったことです。なによりもゴールしたあとの疲労の残り具合が昨年と全く違います。
Hかけがえのない相棒の存在
今回、妻が飛び入り参加し、100km完歩してしまいました。岡山政経塾はチームを組んで歩くルールではありませんが、まさに人生のバディと一緒に24時間100kmというありえない経験をできたことは貴重でした。妻の存在がなにより100km完歩する支えになりました。妻は日頃「政経塾」の活動を訝しげに思っていたようですが、実際に参加してみて少し理解してくれたのではないかと思います(さらに「訝しげ感」が強まったかも)。
以上、昨年、今年の合計195kmプラス妻の100km、295km歩行を終えたレポートです。1年間実は心の中でいつも悔しさを残していました。今回でそれが晴れました。なによりもこのような機会をいただき、あらゆるサポートをいただいた皆様に心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
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