2007年 100km Walk
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◆河本 高宏(岡山政経塾 6期生)
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岡山政経塾100km歩行レポート
「100キロ歩行を終えて」
100キロを歩くとは
今回政経塾に入塾しなぜ24時間100キロ歩くのかと考えたとき、なぜ100キロなのか。ただ歩くだけならそんなに時間もかけず、数時間で歩ける距離でいいのではないかと思っていた。後は100キロなんて少し頑張れば歩けるだろうと安易に考えていた。しかし、100キロとは想像をはるかに超える距離でもあり、なぜ24時間100キロなのかも歩いてみて、だから100キロなんだということが理解できた。
想像を絶する距離
自分自身、体力には自信があったため、すごくスタート前からリラックスしていた。スタートしてからも30キロまではいいリズムで順調に歩けていた。しかし30キロ地点で、少し長めに休憩したことで、突然、足の痛みを感じペースが急降下した。ペースが落ちたことで、心の奥の中で待ってましたと言わんばかりに弱い自分が出てきた。リタイアしたら楽になるよ、足の痛みも少しですむよと。33キロ地点で家族の応援があり、ここで諦めたら負け犬になってしまうし、同期のみんなも痛みにも耐えながら歩いてるじゃないかと考えた。実際100キロなんて歩いたこともないし、西へ東へ歩いたらどこまで歩けるのかと考えたら自分の中ですごいことに挑戦しているんだと冷静に考え、100キロ歩いたら違う自分に会えるのではないかと考えても歩くことができた。
心の支えになったこと
常に心の中で葛藤している中で支えとなったのが、同期でのお互いの声掛けと、サポート隊の方々の名前で声をかけていただいたことである。サポート隊の方々の声掛けは、常に諦めかけていた自分を奮い立たせ、必ず歩ける自信になった。
100キロを歩いてわかったこと
なぜ政経塾で24時間100キロなのかと考えたときに、この1年間で自己研鑽するなかで、自分に負けない心と体を作るために必要だということ、目標の力の大きさは偉大であると再度感じれたことです。物事は諦めてしまったらそこで負けです。しかし諦めずに努力し続けることが自分の成長になると学ぶことができました。本当に感謝しています。また、完歩できたのも、自分一人で歩けたわけではなくて、サポートしてくださる方がいたからこそ完歩できたことは言うまでもありません。このような機会を与えてくださった岡山政経塾、西原幹事、小山事務局長、伊丹サポート隊長をはじめサポートでお世話になりました先輩方に心から御礼申し上げます。今後さらに一皮むけた河本に期待してください宜しくお願いします。
以上
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