2008年 100km Walk

 
◆安木 進 (岡山政経塾 5期生)

岡山政経塾100km歩行レポート
「100キロを楽しむ心」



1 結果
 昨年泣きながらリタイアした70キロ地点を信じられないほどあっさりと通過し、無事完歩できました。

2 誓い
 「何か起こるのは当たり前、でも慌てず騒がず、折れない」
 要は心の問題であり、そのために体と物の準備をしてきました。

3 折れなかった心
 最初から最後までマイペースを貫き、昨年の私を知る誰もが「今年は全然違うな」といわれるほど今年は明るく歩けました。
 気づいたら6期生の高森さんがずっと同じペースでした。100キロに対する思いや去年の失敗談など、本当に明るく楽しく一方的にしゃべってました。仲間がいることで道中を楽しむことができたと思いました。
 午前3時、73キロまで一緒に歩いた高森さんがペースダウンしたとき「どうしても彼と一緒にゴールしたい」と思いました。サポート隊の源くんが「先に行け」と言った時「絶対に彼をゴールに連れてきてくれ、ずっと一緒に歩いてきた仲間だから絶対に折れないようにサポートしてくれ」と泣きそうになりながら頼みました。源くんが「任せろ!必ず歩かせる!」と言ってくれたおかげで心が折れずに前を向いて歩くことができました。今回のチャレンジで仲間の大切さ、ありがたさを痛感した瞬間でした。

4 楽しむ心
 昨年、心が折れて動けなくなっていたときに後ろから6期生の河野さんが笑顔で抜いていった際「何で笑ってるんだこの人は?」と思いました。限界を超えるために必要なもの、それは心であり、折れないためには「楽しむ心」を持つことが大切だということではないかな、と今年歩きながら思いました。
 それに気づいてからの道中、ずっと笑っていました(単に頭がおかしくなったのかもしれません)。もちろん足が痛くて仕方ないのですが、本当に楽しくて仕方がありませんでした。

5 最後に
 今回完歩できたのは昨年の失敗から学んだ「折れない心を持つこと」と、サポート隊の皆さん、沿道で応援してくださった方々、そして一緒に歩いてくれた高森さんのおかげだと思います。本当にありがとうございました。来年はサポート隊で恩返しをし、また新たな学びを得たいと思います。