2008年 100km Walk
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◆善木 誠 (岡山政経塾 2期生)
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岡山政経塾100km歩行レポート
「2008年100km歩行を終えて」
◇ 感謝
結果、100キロは歩けませんでしたが、4回目の挑戦で完歩できました。
今年は、過去3回の挑戦以上にサポーターの皆様に感謝します、5期の三宅さん、中屋さんには伴走を頂き、また、多くの方に暖かいサポートを頂き、ありがとうございました。
24時間完歩はひとえに、サポーター及び事務局等政経塾関係者皆様のおかげです、深く感謝いたします。
◇ プロローグ
過去3回も歩き、年令も高くなり歩く事は無いと思っていましたが、昨年、100キロ歩行のサポートを初めて行い、チャレンジャーの姿に再度、ケジメを付けたとの思いが湧きたのですが、3回もリタイアした体力への不安で、迷っていました、しかし、恒例の初詣出で金比羅の奥社迄1368段を休まずに上がる事ができ、体力の衰えが無いことを確かめられたので、今年の目標として4回のチャレンジを決意し成功を祈願して来ました。その後、練習は週に3日程度、深夜12:00前後、近くを平均4・50分は歩いていました、3月には倉敷ツーデー・マーチに参加して20キロを休憩いれて4時間30分程度で歩いなど練習も積み、今年は暑くなるとの予想で、暑さ対策の準備は塩水、長袖の服を着て、帽子はかぶってタオルで首が隠れるようにと準備はしていましたが、体内の疲労回復までは考慮してなかったのが残念です、ただ、足は元気で痛みもマメも無く、100キロは歩けたでしょう。
◇ 誤算の日中
過去の反省で、ペース配分を考えて1時間置きの休憩と水分補給を実行し最後尾の集団になりましたが、10キロ付近までは5km/Hと快調なペースでしたが、東山峠を下った辺りから暑さが気になりだし、10キロ手前の百間川土手辺りから、体がだるく感じて気だし、10キロ過ぎから眠気に襲われ、まともに歩けなくなりペースダウン、西大寺辺りでは暑さからか軽い頭痛に教われ、最大のピンチ、多くのサポーターに激励や車のクーラーで冷やして貰うなどの手厚いサポートを頂き、再スタートを開始するも、体調は芳しくなく、30分起きに休憩を取りながら、スローペースの歩み、その為、25キロ、35キロ各チェックポイントに人影も無いほどの遅れとなり、大誤算の歩みとなりました。
◇ 復活の夕暮れ
何回も歩いた道なのがら、他のサポーターも影も見えない道を1人で過去の歩みを思い出しながら歩き続け、誰も居ない夕暮れ時の飯井交差点に辿り着いた時はリタイアを考えましたが、今年は足に痛みが無く、休憩後、体の熱も冷め、体も起きてきて、備前目指して再々スタートここからペースが上がり、40キロの備前体育館まで、快調なペースでしたが、前半の失速が響き到着時刻は21:00となり、また誰も居ないチェクポイント通過、その後もペース良く進んでいましたが、食事が取れてなかったので、45キロ松本橋手前で体の力が抜ける感じに成ったときに、サポーターの5期中屋氏に声を掛けられて栄養ドリンクを買って貰い、それで立ち直り、50キロ手前からは5期三宅氏に車で伴走貰い快調に歩みだせました。
◇ 24時間のフィナーレへ
今回はチャレンジの難所、関谷学校の坂が無事に越えられ、足は余力が有り、気力も充実していて、深夜の快走を続けてましたが、未明の70キロリバーサイト直前でまた、脱力感、食欲が無く飲み物以外を受け付けず、エネルギー切れ状態となり、黄色信号が点灯状態、その時に4期瀧氏夫婦が応援に来てくれて、瀧婦人(3期)に、胃の状態を話したら昼間の暑さで冷たい物を飲みすぎ胃が冷えたのでは、暖かい飲み物を飲めばとアドバイスを貰い、リバーサイドで熱いお茶を飲み、元気が回復して24時間時間切れ迄の時間勝負と歩みを強めましたが、ここでまた、トラブル発生、お尻が痛くなって来ました、汗が冷えて固まってそれが皮膚と擦れたのでした、痛みを我慢してセブン・イレブンに飛び込みトイレへ、幸運にもウシュレットが付いていて、洗い流して事なきを得て歩き出し、万富辺りで眠気が来た頃に中屋氏が伴走してくれて話し相手が出来、眠気が取れて元気回復、しかし、まだまだ、歩ける状態ながら無情にも85キロ辺り・平井でタイムアウトが来てしまい今回も100キロは歩けずにジ・エンドとなりました。
◇ エピローグ
なぜ、そこまでして100キロも歩くのか?
4回目の前に100キロ歩いて、何のメリットが有るのかと、周りから良く聞かれましたが、答えが無かったのですが、今回、完歩して答えを見つけました。
「ベンチャー事業と同じで、数々の試練を乗り越えながら一歩・一歩前へ進むチャレンジ・スピリットを養っているのだと」と答えたい。
来年は、サポーターとしてチャレンジ・スピリットを継続させて、今後、チャレンジ・スピリットが鈍ったら、100キロ歩行に挑戦させて頂きます。
『100キロ歩行は終わっても、チャレンジ・スピリットに終わりなし。』
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