2008年 100km Walk
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◆石川 尭 (岡山政経塾 5期生)
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岡山政経塾100km歩行レポート
「100キロ歩行レポート」
ゴールデンウィークは100キロなんですよ。
友達や知り合いの方にそう言っても『なにそれ?』とはいわれなくなりました。
『また歩くの?』とは聞かれましたが、今年は憧れのサポート隊としての参加でした。
チャレンジャーとして参加させていただいたときはみる余裕もなかった100キロの裏側を見せていただいた貴重な経験でした。
◎サポーターも感動する。
一年目にリタイアしたときに4期の瀧さんが最後一緒に歩いて下さりました。そのときに泣きながら歩く尭の後ろで俺も泣いてたんだと言ってくださりましたが、その意味が二年越しで理解できました。
歩いているチャレンジャーの方に自分を見てしまうのです。
痛い、つらい、やめたくない、歩きたい。様々な葛藤に心が折れてのリタイア。今年はリタイアした方は少なかったですが、サポートで車から声をかけさせていただいているときに、おそらく自分の中で戦っているのだろうな。と見受けられる方がおられました。
そんなときにサポートとして何ができるのか?本番の前からずっと考えていたことですが、元気に声をかけることしかできなかったように思います。
人が頑張っている姿に感動します。それが自分も一度(二度)はした経験だからこそ余計に感動したのだと思います。
忙しい中大勢のOBの方がサポートを快く引き受けてくれる理由が理解できました。
◎サポーターも感謝する。
去年完歩したときは、すべての人に感謝の気持ちでいっぱいでした。しかし、今年はサポーターで歩いていないのに感謝の気持ちでいっぱいになりました。感謝の理由は同じだと思います。自分を支えてくれている人の存在に気づいたから、感謝の気持ちが出てきたのだと思います。思えば、自分の卒塾式の時も感謝の気持ちでいっぱいでした。
なにか、イベントのたびに感謝の気持ちを思い出させていただいています。普段から自分が支えられているということを忘れがちなことに気づきました。
自分が参加させていただいたイベント(政経塾以外のものも含む)で、いいイベントだったと思うイベントの共通点は、終わったあとに主催者、参加者、観客問わずみんなが「ありがとう」とお互いに言っていたというところです。
100キロ歩行も終わったあとにみんなが握手をし、ありがとうございましたと言っていました。イベントという言葉では括れませんが、本当にいい行事だなと思いました。
◎安木さんの完歩
今回個人的にとても願っていたことは同じ5期の安木さんの完歩でした。完歩の瞬間に立ち会うことができ、とても幸運でした。序盤、中盤とペースを抑えている姿を見て、終盤で歯を食いしばりながら歩かれている姿をみて、頑張れとしか言えないもどかしさがありました。
しかし去年の源さんと離れたときと同様の仲間を信じることの大切さと、仲間の喜びを自分の喜びとできる仲間を持てたことのありがたさを再び感じさせていただきました。
去年の暮れに今年の手帳を買ったその日に5月3日・4日に「100キロ歩行」と書き込みました。
次の手帳を買った日にも同じことを書くと思います。
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