2008年 100km Walk

 
◆丹生 孝憲 (岡山政経塾 6期生)

岡山政経塾100km歩行レポート
「2008年 岡山政経塾100km歩行レポート」



はじめに
 昨年2007年は、チャレンジャーとして参加。今年2008年は、サポーターとしての参加。今年の感想は、「熱かったなぁ〜。」っと、言うことです。
本当、5月の温度じゃなかったです。そんな太陽の照りつける中、塾生でリタイヤ者ゼロ、7期生全員時間内完歩、永岑講師の最高年齢完歩の記録更新、西村 公一さんの最速タイム記録更新と、素晴らしい大会であったと思います。

サポーターの一員として
 昨年チャレンジャーとして、先輩方からの感謝の恩返しをするために、今年サポーターとして参加さしてもらいました。私は、20キロ地点の記録係りと、7期生の小河原さんの伴歩がサポーターとしての役割でした。
昨年100キロを完歩してから体重は6キロほど増え、それから運動にたずさわらなかった自分が、人の伴歩など出来るのか正直不安でいっぱいでした。6期生の江草さんがもちいた、心の準備方法をまねして前日に映画「ロッキーザファイナル」を観て心の準備はしました。  20キロ地点の記録係をさせて頂いて思ったことは、5期生の三宅さんの用意された100くんは実に便利で全体の状態が把握でき、スムーズな進行に大いに役立ったと思います。来年もぜひ活用したほうが良いと思いました。
小河原さんの伴歩は、69キロ手前から91キロ地点までの約23キロでした。この間の小河原さんは、本当につらそうでした。しかし、色々なアドバイスに素直に答えてくれました。そんな彼女と伴歩させてもらいながら、昨年の自分自身を伴歩しながら振り返っていました。この区間、私は自分の伴歩者でもない5期生の本村さんを捕まえ、文句ばかり言っていた気がします。昨年、松下政経塾に行ったとき茶室に「素直」と、松下幸之助塾主が書かれた書がありました。

素直な心
素直な心とは
素直な心とはどういう心であるのかといいますと、それは単に人にさからわず、従順であるというようなことだけではありません。むしろ本当の意味の素直さというものは、力強く、積極的な内容を持つものだと思います。つまり素直な心とは、私心無くくもりのない心というか、一つのことにとらわれずに、物事をあるがままに見ようとする心といえるでしょう。そういう心からは、物事の実相をつかむ力も生まれてくるのではないかと思うのです。だから、素直な心というものは、真理をつかむ働きのある心だと思います。物事の真実を見きわめて、それに適応していく心だと思うのです。  『松下幸之助発言集より』

私は、100キロ時間内完歩を、直向にそして素直な心で目指す小河原さんから、昨年の自分の振返りから、「素直な心」の再認識と言う学びをさせもらいました。
サポーターとして参加して、こんな事を学ぶとは、夢にも思いませんでした。やっぱ岡山政経塾って最高ですね。頭から冷水ぶっかけられた気持ちでした。

最後に
 逢沢幹事、西原幹事、小山事務局長、チャレンジャーの皆様、サポート隊の皆様、
100キロ歩行に関わられたすべての方に、御礼申し上げます。
これからも、事故無く、より多くの塾生の方々とこの学びの場を共有する事が出来る事を楽しみにしています。来年もまた、素晴らしい100キロ歩行になることを心より願っています。そして、6期生の高森くんが来年3度目の挑戦で必ず時間内完歩をする事を信じ、期待します。