2009年 100km Walk
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◆柳井 弘(岡山政経塾 1期生)
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岡山政経塾100km歩行レポート
「2回目の100キロ歩行挑戦」
平成21年5月8日
この度、2回目の100キロ歩行に挑戦してしまった。目的はルーティンからの脱却と自分へ渇を入れること。
もう7回目
第1回目の100キロ歩行は始めての行事ということで手探り状態での敢行だった。ある意味、見切り発車。ここに100キロのコースがあるから歩いてきなよって感じ。サポーターは塾生以外からも多く募り、まさにバッタバタの状態だったように記憶している。今回は第7回目の100キロ歩行。データも蓄積された。スタッフは豊富。サポートも万全。至れり尽くせり。こんな状態で歩けないわけがない。リタイアなんて有り得ない。ならば、自らの限界に挑戦するべきだ。そう思い、夜が明ける前に帰ってくることを目標にしてみた。
計画
備前体育館に16時。リバーサイドに23時。万富サンクス1時。この箇所には私設応援団を配置し、時間通りに行けるよう自らにプレッシャーを与えるようにした。約束を守ろうとすると普通の人ならモチベーションはあがる。目標設定のおかげで、概ね、予定通りの所要時間で完歩することができた。
感謝
サポーターの皆様、私設応援団の皆様、一緒に歩いたチャレンジャーの皆様ありがとう。沿道の方々からもたくさん声をかけて頂き本当に感謝している。(今井さん、おかげで良いペースが保てた。堀さん、ワザと先行させてやったんだよ。関西陸上部の波多にはハンデをもらったつもりが….。50キロ地点で沢良木の顔が見えた瞬間、痛みがやわらいだ自分にショックを受けた。多賀はなんでおるん?)137,000歩4時42分後楽園、夜明け前到着。
ホントに感謝
しかし、最も感謝しなければならないのは自らの「体」なのかもしれない。精神と体は同一なのだろうか。病気で入院したときは、健康のありがたさと、病人(入院をしている人)の辛さを認識した。この100q歩行では自らの体と初めて「会話」ができたような気がする。ふくらはぎが2度痙攣をし、太ももの内側が引きつっても「こうすればまだ行けますよ」とか「ちょっと血を流してくれ」とか。耳をすませば語ってくれていたような気がした。精神と体は別々。でも凄く関わっている。普段も体は語っているのに私たちは耳を貸そうとしていないだけなのかもしれない。これからは色々な場所からの声をしっかりと聞き、声援を送りながら、鍛えながら、頑張っていかなければならないと再認識した。
限界か
久しぶりにチャレンジャーとして参加をさせて頂いたが、100qの厳しさは変わっていなかった。人の限界とは何か。と考えると限界はその人が決めているだけの事なのでしょう。様々な仮説と想定を基に万全の準備をすることにより克服できる事が多いような気がする。限界を味わった皆様、それはあなたの仮説が間違っていたのだと認識しようではないか。
時は流れ
私、5日には自転車でファジアーノ見物に行き、6日はアメフトを見に行った。身体的な後遺症は全くなく、普通の生活が普通にできている。前回の100q歩行とは全く違う。ダメージをいかに少なくするかと言う課題もあったが、ここまでとは思わなかった。想定外!
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