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          | 2009年 100km Walk |   
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          | ◆沖津 真菜(岡山政経塾 6期生) 
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          | 岡山政経塾100km歩行レポート
 「学びが無かったという学び」
 
 
 
 
 政経塾には、普段の生活では得られないような多くの出会いと学びの機会が存在する。しかしその機会も、本人の態度次第ではただの珍しいイベントにしかならないということを、今回の100キロ歩行サポートから感じた。
 自らがチャレンジャーとして歩いた時には、「感謝」や「自信」といった多くの事に気付かされた。その時には、臨むにあたっての確固たる信念があった。では今回のサポートとしての参加はどうであったか。体調不良、下見は欠席、その上サポートする「思いやり」や「気遣い」といった意気込みも十分ではなく、物と心と体の準備がどれも疎かであったと反省する。
 
 私は今、中学生を相手に教壇に立ち、偉そうに「何故国語を学ぶのか」ということを説いている。「国語は、幸せを幸せだと感じ、楽しいことを楽しいと感じることができるようになるための、手段なんだよ」と現時点の私は考え、生徒に話している。
 「何故学ぶのか?」
 世界平和?経済発展?・・・。
 国語に限らず、学ぶことの根底には「自分の為」があって然りだと私は思う。
 そのためには、決して受け身になることなく、自分の中に向上心という「欲」を持っていないといけないということを痛感した。まずは自分が充実してこそ、自分以外にも目を向け、国、世界、地球単位で話が出来るようになるのではないだろうか。
 
 経験が即その人の身になるわけではなく、その経験にどう臨み、体験し、考えるかということがいかに大切だと言うことを感じた。
 
 
 
 
 
 
 
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